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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第32週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第32週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第32週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は5.81人と前週(6.31人)から横ばいでした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.71人と前週(4.32人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.43人と前週(2.30人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“腸管出血性大腸菌感染症の報告数が増えています!”について取り上げました。
腸管出血性大腸菌感染症は、腹痛や下痢、血便等の消化器症状を引き起こす感染症で、特に夏場に報告数が増加する傾向があります。川崎市における令和7年第32週(8月4日~8月10日)の患者報告数は、前週に引き続き過去5年平均を超えており、今年は生肉や加熱不十分な肉の喫食が原因と推定される事例が複数報告されています。
腸管出血性大腸菌は、わずかな菌量でも感染が成立するため、器具等を介した経口感染にも注意が必要です。トング等の調理器具と、食べる時に使用するお箸は、必ず使い分けるようにしましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2441
ファクス: 044-200-3928
メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp
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