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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第38週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第38週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第38週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は4.43人と前週(5.72人)から横ばいでした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.65人と前週(4.27人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は1.70人と前週(1.86人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスの実施状況”について取り上げました。
我が国では、令和7年4月7日から急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが開始されました。川崎市における定点当たり報告数は、第38週(9月15日~21日)に68.40人と、第20週(5月12日~18日)以降70.00人前後で推移しており、大幅な増減はみられていません。
病原体定点医療機関からは第38週までに計332件の検体が搬入され、このうち220件から病原体が検出されました。内訳は新型コロナウイルスが78件と最多で、次いでヒトパラインフルエンザウイルスが62件でした。特に7月以降は新型コロナウイルス感染症の報告数の増加に伴い、新型コロナウイルスが多く検出されています。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2441
ファクス: 044-200-3928
メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp
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