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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第50週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第50週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第50週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は18.87人と前週(26.50人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.65人と前週(3.27人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は4.14人と前週(2.84人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。

 今週のトピックス
“A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が増加しています!”について取り上げました。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、例年冬季及び春から初夏にかけて報告数が増加する感染症です。川崎市における令和7年第50週(12月8日~14日)の定点当たり報告数は4.14人となり、2週連続で増加がみられました。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、突然の高熱や咽頭痛等で発症します。通常は1週間以内に改善し、予後は良好な場合がほとんどですが、まれに急性糸球体腎炎等の合併症を引き起こします。細菌感染症であることから抗菌薬が有効であり、発症初期から適切に治療することで合併症も防ぐことができます。初期症状だけでは、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など他の感染症との区別が難しいため、突然の高熱や咽頭痛等がみられた場合は、医療機関に御相談ください。

資料に関するお問い合わせ先

川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2441

ファクス: 044-200-3928

メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp

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