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【報道発表資料】 失われた地層を、科学館で見よう!!

 5月10日の地質の日※1を記念して、川崎市地域文化財「オシ沼切通し多摩ローム層模式露頭剥ぎ取り標本」の7点のうち、昨年度公開した1点を含む連続した5点を、5月11日に公開します。

 この露頭※2は川崎市多摩区東生田3丁目にかつて存在したものです。そこは多摩ローム層(約29万~13万年前)及びオシ沼砂礫層(約30万年前)の模式地※3とされ、多くの研究者にとって関東ローム層研究の重要地点となっていました。平成3(1991)年の宅地造成によって、この露頭は消失しましたが、青少年科学館に剥ぎ取り標本※4として保存されていることで、現在の私たちも失われた露頭の実物から、大地の変動を感じることができます。

※1 地質の日は1876年にアメリカの地質家ライマンらによって日本初の広域的な地質図「日本蝦夷地質要略之図」が作られた日で、日本地質学会などで構成される「地質の日」推進委員会によって定められました。

※2 露頭とは、地層が見える崖などをいいます。

※3 模式地とは、ある固有の名称で呼ばれる地層が分布する代表的な地点のことです。

※4 剥ぎ取り標本とは、露頭に接着剤を塗り、布やガラス繊維を貼付け、露頭表面を剥ぎ取った実物資料です。

資料に関するお問い合わせ先

川崎市教育委員会事務局 川崎市青少年科学館

住所: 〒214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-2

電話: 044-922-4731

ファクス: 044-934-8659

メールアドレス: 88kagaku@city.kawasaki.jp

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