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サンキューコールかわさき

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2-3-(2) 確かな安心を支える給付制度の運営

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現状と課題

  • これまで、健康保険や各種の医療費助成制度等を整備することにより、市民生活のセーフティネットの一角を構成してきましたが、本格的な少子高齢社会の到来、長引く不況、医療技術の進歩など、制度を設立した当時とは大きく異なる社会環境にあります。
  • それぞれの制度の内容や目的が、その必要性とともに、今日の社会環境に対応し、その役割を果たしているかを再検討し、持続可能な給付制度として再構築することが課題となっています。
  • 国民健康保険制度は、地域医療保険として、市民の医療保障と健康の維持増進を図る上で、重要な役割を果たしてきましたが、高齢化の進行とともに、医療費は増大の一途をたどっており、現在では医療費の約3分の1を老人医療関係が占めています。
  • 各種医療費助成制度については、制度対象者と負担者との間の公平を図るとともに、将来にわたり持続可能で安定的な制度とするための見直しが必要となっています。
  • 公害病被認定者の高齢化等に対応した保健福祉・環境保健事業の効率的かつ効果的な見直しが必要となっています。
  • 国民年金については、国民皆年金制度の基礎部分を支え、終身にわたり持続的に給付される制度を維持するために、国との協力・連携が必要となっています。
本市における国民健康保険加入者数と医療給付費の推移

施策課題

現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。

(1)国民健康保険制度の安定した運営

  • 国民健康保険制度の安定運営のために、保険料収納対策の充実・強化を進め、収納率の維持・向上に努めます。
  • 安定的で持続可能な医療保険制度を構築し、将来にわたり国民皆保険制度を堅持するために、国において検討されている、抜本的な医療保険制度改革の動向も注視しながら、国民健康保険制度の安定した運営を推進します。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(2)医療費等の支援の実施

  • 小児医療費助成制度は、小児に係る医療費を助成することにより、その健全な育成を図り、小児保健の向上に寄与するとともに福祉の増進を図るため、少子・高齢社会における子育て支援策として、着実に実施します。
  • 老人医療費助成制度は、老人の医療費の一部を助成し、老人保健の向上に寄与するとともに福祉の増進を図るために実施していますが、国における新たな高齢者医療制度創設の動きを注視し、制度の見直しに向けて検討を進めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表1
具体的な事業と事業目標 表2

(3)公害健康被害者の救済及び健康の回復の促進

  • 健康被害に係る損害を填補するための療養費や障害補償費等の補償給付を円滑かつ的確に行っていきます。
  • 高齢化に適応した保健福祉事業を実施し、公害健康被害者の健康の回復・増進に努めます。
  • ぜん息児の水泳教室、知識普及講演会等の予防事業を実施し、地域住民のぜん息等の発症予防及び健康回復に取り組みます。
  • 大気汚染による健康被害を未然に防止するための各種調査研究の継続等を行っていきます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(4) 国民年金制度の実施

  • 国民年金保険料の徴収事務・第3号被保険者の届け出業務が国へ移管される一方で、従来に増して、保険料収納率の低下、年金制度への不信感等、年金行政を取り巻く状況が大きく変化している中で、国民年金業務を円滑かつ的確に行っていくために、資格に関する届け出、免除に関する諸届出の処理、基礎年金の裁定の受付、複雑な障害年金の判定業務等を行うことにより、年金被保険者・受給権者の利便性の向上に取り組みます。
  • 今後数年にわたり予定されている国民年金法改正などの動向を注視しながら、事務処理の迅速化・効率化を図るため、システム改修を行い適正なシステムの管理・運用に努め、市民サービスの向上に取り組みます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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