2-4-(1) 市民の健康づくりの推進
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現状と課題
- 2002年度における全国の死因順位別死亡数は第一位が悪性新生物、第二位が心疾患、第三位が脳血管疾患となっており、この死因順位は本市においても同様のものとなっています。
- 成人病の予防や健康増進など、健康に関する正しい知識の普及により、自らの健康は自ら守るという認識と自覚を高めるとともに壮年期からの健康の保持増進に資するため、生活習慣の改善等による疾病予防対策と介護を要する状態を予防する対策を中心とした健康教育・健康相談を推進する必要があります。
- 市民が生涯にわたって健康でいきいきとした生活を送ることができるように、健診の受診率向上、対象者に対するフォローアップ体制の強化・指導効率の向上等を図ることによって、単に病気の早期発見や治療にとどまらず、生活習慣病に起因する壮年期死亡や障害を予防し、健康寿命の延伸と生活の質の向上を図る必要性が高まっています。
施策課題
現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。
(1)市民の生涯を通じた健康自己管理への支援
- 一次予防(健康増進・発病予防)から二次予防(早期発見・早期治療)、三次予防(機能訓練)にわたる体系的な取組を通して、認知症や寝たきりにならない状態で自立生活できる健康寿命を延ばす施策を展開します。
- 健康都市かわさきを実現するため、個別通知や市政だより等活用しながら基本健康診査の受診率を高め、三大成人病である悪性新生物・心疾患・脳血管疾患による壮年期(40~69歳)の死亡率の自然増加の抑制を図ります。
- がんは、わが国における総死亡原因の約3割を占めており、全がん死亡率は現在増加傾向にありますが、予防に関する知識の普及や早期発見を通じて、高齢化によるがん死亡率の自然増の抑制を図ります。
具体的な事業と事業目標
お問い合わせ先
川崎市総務企画局都市政策部企画調整課
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電話: 044-200-2550
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