3-4-(1) シニア世代の豊かな経験を活かすしくみづくり
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現状と課題
- 全国平均に比べて高齢化率の低い本市においても、今後は少子高齢化が急速に進み、2025 年にはシニア世代(50歳以上の年長者)が過半数を占めると推計されています。
- 首都圏の中心部への交通利便性が高い本市では、市内有業者の約9割を企業等に働く雇用者が占めています。今後10年は団塊の世代が本格的な定年退職期を迎え、就業構造が大きく変化することが予測されます。
- 学術研究機関や先端産業が多く立地する本市では、専門知識等を備えた人材が豊富です。忙しい職業生活を送ってきた企業等退職者が地域社会で力を発揮するためには、地域での人的ネットワークを広げていくことも重要です。
- 少子高齢社会では、年齢にかかわらず誰もが持てる力を発揮して地域社会を支えあっていくことが必要です。退職後や子育て後のシニア世代が経験・知識・能力を十分に発揮できる場やしくみづくりが求められています。
施策課題
現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。
(1)シニア世代が地域社会で能力を発揮するための支援
- 地域課題の解決に関心を持つ市民を対象としたシニア地域活動モデル創造ワークショップを開催し、市民主体の地域活動モデルの創出を図ります。ワークショップでは、シニア世代の経験や能力を地域で活かすしくみづくりを参加者自身が検討し、行政が支援していきます。
- 生涯学習、市民活動、起業・創業、就業等のさまざまな分野で、地域人材の多様な能力を活かすための環境整備や制度設計を進め、学習機会の提供と能力活用支援の有機的な連携をめざします。
- 地域の教育機関、NPO、企業、行政機関等が連携し、多様な学習機会の提供や人材活用を支援するネットワークの形成に努めます。
- シニア世代が経験・知識・能力を十分に発揮する環境を整備することにより、人々の生涯にわたる生きがいの創出や生活の充実を支援し、地域社会の課題解決や地域での支え合いのしくみの構築を図ります。
具体的な事業と事業目標
お問い合わせ先
川崎市総務企画局都市政策部企画調整課
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