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サンキューコールかわさき

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3-4-(2) 大学などを地域で活かすしくみづくりと若者の社会参加への支援

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現状と課題

  • 市内には、数多くの大学や専門学校が立地しており、教育、文化、地域経済など、さまざまな分野で、地域との連携が見られます。音楽のまちづくりの取組や市内企業と共同した技術開発や新製品創出などを通じて、大学等のもつ人材や専門知識・技術等が活かされているとともに、地域での活動やまちづくりに参加する学生も多く、地域の活性化に大きく貢献しています。
  • 経済のグローバル化や産業構造の変革などを背景に、若者の完全失業率や有効求人倍率は、依然として厳しい状況が続いており、本市における20 歳~24歳の若者の有業率は1992年の73.7%から2002年の63.3%へと、10年間で10%以上低下しています。この年齢層は、従来では教育から就業への主要な移行時期でしたが、長引く不況や就業構造の変化等により、就業困難な若者が増えています。
  • また、有業者の中でも雇用形態の変化が著しく、正規の職員・従業員数が減少し、正社員を希望していながら、アルバイト、パート、契約社員、派遣社員として働く者が増加しており、終身雇用など日本型雇用慣行の変化の影響が、若者の就業に大きな影響を与えています。
  • これまでは、若者のボランティア参加を促進してきましたが、新たに、若者やキャリアアップをめざす市民のための施策を展開していくことが求められています。青年が持つ多様な能力を発揮することができる場を広げ、社会参加を推進する必要があります。
市内年齢別有業率の変化(15歳~34歳)
市内有業者(15~34歳)の働き方の変化

(1)大学などの高等教育機関との連携の推進

  • 市北部地域では、地域の大学、企業、NPO、行政機関等が連携して「たま市民生活・文化産業おこしフォーラム」を設立し、地域の産業おこしを支援する取組が始まっていることから、大学などの高等教育機関を地域の重要な資源として位置づけ、市民、NPO、企業、行政等との多様なネットワークの構築を図り、連携を推進していきます。
  • 大学等の高等教育機関が持つ知識や技術を市民が享受できるよう、地域とのつながりが強まるように促し、大学等の高等教育機関が主体となって地域開放講座等の事業を行っていくことができるよう支援します。
  • 高校生が大学の授業を体験できる機会や、大学の教員による市立高校の生徒を対象とした講義の実施、大学の学生が市立学校において研修できる機会など、大学などの高等教育機関と市立学校との連携を進めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(2)若者の社会参加を促進する施策の推進

  • 就業を希望する若者が速やかに職業に就くことができるよう、教育機関、経済団体、企業、NPO、行政が連携して、地域における人材育成・活用のためのしくみづくりを進めます。人材育成・活用に向けた協議会を設置し、地域全体としての雇用機会の創出や産業人材の育成に取り組んでいきます。
  • 早期の段階から職業意識や社会意識を培うためのプログラムを開発するとともに、企業、地域、NPO等と連携して、就労体験等を推進していきます。さらに、大学等の高等教育機関と連携し、若者や市民のキャリアアップのための事業を立ち上げるとともに、リカレント教育を充実させていきます。
  • 図書館において、日常の仕事、就職、転職に役立つ資料や情報を収集・提供し、若者の社会的自立に向けたキャリアアップを支援します。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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