令和5年度の主な事業

令和5年度予算は、「未来への投資予算」と名付け、「SDGs未来都市」として、誰一人取り残さず、今後も持続可能な都市であり続けるため、「成長」と「成熟」の調和する「最幸のまち かわさき」の実現をめざして取り組むための予算として位置付けています。

川崎市総合計画における「かわさき10年戦略」では、まちに活気や活力をもたらす「成長」、市民に安心やうるおいを与え、まちに対する愛着を育てる「成熟」、成長と成熟の好循環を支える「基盤」づくりの3つの視点で、7つの戦略を設定しています。

ここでは、令和5年度予算におけるそれぞれの戦略の主な事業を紹介します。

～自然災害や感染症等の危機事象に的確に備える安全・安心の地域づくり～

災害情報通信システムの整備推進など

民間建築物及び宅地等の耐震化の推進など

上下水道施設等の耐震化など

地域防災力の強化に向けた取組の推進

消防団活動の充実強化など

感染症の発生ステージに応じた国や県、医療機関等と連携した取組の推進

平瀬川・多摩川合流部の堤防整備の推進など

防犯カメラの設置支援や戦略的な整備・運用など

～安心して子育てできるしくみと地域全体で子育てを支える環境づくり～

認可保育所受入枠の拡大など

障害児等への適時適切な相談・支援の実施など

地域の寺子屋の開講

「分かる」授業の実現への学力調査・授業改善研究の推進など

児童生徒数・学級数の動向に応じた計画的な施設整備など

「川崎市子ども会議」等の充実による子どもの育ちと意見表明の促進など

～誰もが住み慣れた地域や自らが望む場で安心して暮らしを続けることができるしくみづくり～

認知症の人や家族を地域で支える体制の構築など

市民の健康づくりの促進など

社会経済状況の変化に対応した住宅施策の推進など

障害者の特性に応じた就労等に向けた取組の推進など

高齢者の社会参加・生きがいづくりの促進に向けた取組

～便利で快適な暮らしを実現する拠点整備や、緑と水のうるおいにあふれるまちづくり～

川崎駅周辺地区、京急川崎駅周辺地区整備の推進など

登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区のまちづくりの推進など

JR南武線の連続立体交差事業の事業化に向けた取組の推進など

横浜市高速鉄道3号線延伸に向けた取組の推進

コミュニティ交通の支援など

市民総参加型の緑化フェア開催に向けた取組の推進など

新たなみどりの担い手の確保・育成に向けた取組等のグリーンコミュニティ形成の推進など

地域緑化の促進によるみどりのまちづくりの推進など

～脱炭素化の実現と、環境と産業が調和し、活気にあふれたまちをめざす取組～

市民・企業等との協働による温室効果ガス削減など

カーボンニュートラルコンビナートの形成など

量子イノベーションパーク実現に向けた取組の推進など

中小企業のデジタル化などの社会変化への対応など

都市農業振興政策の推進

 総合的な就業支援の実施及び多様な人材活躍の推進

臨海部の競争力強化など

～あらゆる人々が社会に参画し、多様性が息づき誰もが暮らしやすいまちづくり～

かわさきパラムーブメントの取組の推進など

平等と多様性を尊重した人権関連政策の推進

若者文化の発信など

多様な主体による協働・連携のしくみづくりなど

市政100周年に向けた取組の推進など

～市役所全体の質的向上と持続可能なまちづくり～