シクラメンができるまで
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シクラメンができるまで
かわさき農産物ブランドにも登録されているシクラメンについて、
種まきから花が咲くまでの栽培の様子を紹介します。

種まき
11月から12月にかけて、シクラメンの種を播きます。
小さな種を一粒ずつプラグトレイに播いていきます。


発芽
3週間~1カ月ほどで発芽します。
このあと葉が1枚の時期が1カ月ほど続きます。


3号ポット上げ
2月下旬~3月上旬にかけて3号~3.5号ポットに植え替えをします。


ポット上げ(2回目)
3カ月程度経って葉がポットいっぱいに広がったら、4.5号~5号鉢に植え替えます。

定植
また3カ月ほど経ったら、6号鉢に定植します。
植替えの作業はこれで仕上げになります。
元気な根がたくさんあると、その後の生育もよくなります。

葉組み
仕上がりを美しくするために、とても大事な作業です。
葉の向きを整えながら、株の中心部を開けて中まで日が当たるようにします。
そうすることで、花芽がよく成長し、花も中心にまとまるようになります。
葉組み前
葉組み後

出荷
約1年をかけてようやく完成です。

交配
花の形や色がいいものは、種取り用として保存します。
花に違う株の花粉を付け(交配)ます。

種取り
交配して4カ月くらいで実が膨らんできます。
この中に20~30粒の種が入っています。

中の種。茶色くなっていれば採種します。

平成29年度のシクラメンの様子
今年は8月と10月の天候不順によって、病気の防除に苦労しましたが、
夏場が涼しかったため生育は順調で、株も大きくなり良いものができました。
お問い合わせ先
川崎市経済労働局都市農業振興センター農業技術支援センター
住所: 〒214-0006 川崎市多摩区菅仙谷3-17-1
電話: 044-945-0153
ファクス: 044-945-6655
メールアドレス: 28nougic@city.kawasaki.jp
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