令和5年度 労働相談状況【12月末現在】（2024年3月号）

このページは、広報誌「かわさき労働情報」のインターネット版です。

令和5年度に川崎市で実施した労働相談件数は、566件（12月末時点）で、前年同月と比較して105件の増加となりました。相談者数には421名で、前年同月に比べ106名増加しています。
令和5年4月から中小企業の月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率が25％から50％に引き上げられたこともあり、労働条件の相談が多くなっています。

パート相談者の労働相談件数は前年同月と比べ21件増加しており、相談者数は120名で、前年同月に比べ31名増加しています。

令和5年度12月末までに、労働相談窓口へ寄せられた各種ハラスメントに関する相談は、69件で前年同月（57件）と比べると増加傾向で、雇用形態を問わず各種ハラスメントで悩んでいる労働者が多くいます。各種ハラスメントのない職場作りが、事業所の永続的発展と繁栄をもたらすことを改めて認識し、経営トップの決意表明と実行が不可欠です。