光触媒インターロッキングブロック
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二酸化チタンは,太陽光の下で窒素酸化物を硝酸イオンに酸化する能力があります。その二酸化チタンをブロックの表面に塗布したものが光触媒インターロッキングブロックです。

↑光触媒インターロッキングブロック
このブロックの表面では,太陽光のエネルギーを受けて,窒素酸化物を水に溶けやすい硝酸イオンに酸化し,ブロックに蓄積します。蓄積した硝酸イオンは雨によって洗い流されます。

このブロックは,太陽光エネルギーだけで窒素酸化物の除去を行うことができるため,他の動力源は必要ありません。また,歩道に敷設することで,既存の場所を有効に活用できる利点もあります。
川崎市では,道路沿道における窒素酸化物の除去のため,モデル事業として川崎区産業道路池上新町交差点周辺の歩道約1,400平方メートル(680m)に,この光触媒インターロッキングブロックを敷設しました。

↑光触媒インターロッキングブロック敷設の様子
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