水質発生源
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主な業務
・工場・事業場からの排出水の水質分析
公共用水域の水質保全のため、工場・事業場から公共用水域へ排出される排出水等を分析し、水質汚濁防止法の排水基準や川崎市の条例で定められている規制基準が遵守されているか確認します。
分析項目:pH、COD、BOD、浮遊物質量、ノルマルヘキサン抽出物質、フェノール類、全窒素、全リン、シアン、ほう素、ふっ素、重金属類、農薬、揮発性有機化合物(VOC)、PCB、亜硝酸・硝酸性窒素等
・汚染井戸継続調査
特定有害物質等を取り扱う事業所の敷地内の地下水質について状況把握するため、地下水質の分析を行っています。
・水質事故の原因調査
公共用水域等で白濁・油膜・魚の大量死等が発見された場合に原因究明のため、水質の分析を行っています。

分析の流れ

採水

市職員が各事業場で採水を行います。

分析

ふっ素やシアン等

(1)蒸留装置で目的物質の分離・濃縮をします。

(2)蒸留後、発色試薬で発色させます。
(3)発色後、分光光度計で目的物質の濃度を調べます。

金属
(1)金属を分析する前に酸を加えて加熱分解します。
(2)加熱分解後、ICP発光分光分析装置で金属の分析をします。