実施中の共同研究について
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令和8年度実施中の共同研究
令和8年度は以下の共同研究を実施しています。
令和7年度に実施した共同研究事業の研究成果報告会についてはこちらから。
公募型
国立大学法人東京科学大学・株式会社近藤工芸
太陽光と光触媒によるアオコの不活化・除去プロセスの解明と水質浄化技術の開発
湖沼の水質管理に関して、世界の多くの湖沼でアオコによる水質汚濁が問題となっています。
この研究では、太陽光エネルギーを電気に変換することなく水質浄化に直接活用するための基盤的知見と技術の最適化を目的として、太陽光照射による光触媒反応の効果と可能性の定量評価を行い、それに基づいた現地浄化技術を開発します。

湖沼例
学校法人工学院大学
下水汚泥焼却灰からのリン高回収技術の最適化
下水処理後の汚泥焼却灰には、肥料の原料になるリンが豊富ですが、現在は未活用で、日本はリン資源のほとんどを輸入に依存しています。この研究では、焼却灰から有害重金属を除去しつつ、リンを高効率で回収する技術を開発します。
汚泥焼却灰と回収リン
株式会社GSIクレオス
有機薄膜太陽電池の屋外曝露の影響に関する研究
有機薄膜太陽電池は、薄くて軽く、柔軟性を持つ次世代太陽電池の一つです。建物の壁面や曲面にも適用しやすく、従来の太陽電池では設置が難しかった場所での発電が期待されています。この研究では、実際の屋外環境での発電特性や耐久性を検証し、再生可能エネルギー導入ポテンシャル拡大への貢献を目指します。

設置イメージ図
学校法人専修大学
情報技術を活用した自立型グリーンインフラの実装
デジタルファブリケーション技術を活用して栽培ユニット等を製作し、栽培残渣や木製什器を堆肥化・再利用する資源循環システムの構築に向けて検証します。また、情報技術を活用して市民の参加行動データを分析し、自立型グリーンインフラの持続的な運営手法の実証を行います。

デジタルファブリケーション技術を活用して製作した棚
スナイプバレー合同会社
閉鎖性内湾の人工海浜におけるアマモ場の創出
地球温暖化による海水温の上昇などの影響で磯焼けが進み、海草・海藻の減少が続いています。この研究では、閉鎖性内湾の人工海浜において、アマモの発芽条件や成長条件、生存条件を調査し、アマモ場の創出手法の確立を目指します。

東扇島東公園人工海浜

アマモ場を泳ぐアオタナゴの幼魚
連携型
加速流グリーンパワー研究所
小型風力発電装置の研究開発
実用化モデルの開発に向けた、集風装置を組み込んだ小型風力発電装置の自然風での発電能力の検証・開発を行います。
従来よりも高出力が得られるため、脱炭素化に向けたアプローチに対して、再生可能エネルギー活用の一助となることを目指します。

集風装置つき風力発電

取得データ
株式会社ゼネラル
ウェアラブルエアコンによる労働現場の暑さ対策と省エネ効果の検証
気候変動による問題は年々深刻化しており、過酷な労働現場における熱中症対策や脱炭素化に係る取組への対応が急務となっています。
この研究では、「ウェアラブルエアコン」を実際の現場労働者に装着してもらい、作業時の生体反応データや暑さの主観評価などを総合的に分析することで、効果的な暑さ対策の検討や既存のエアコンの代替手段としての「ウェアラブルエアコン」活用による電力削減効果の検証などを行います。

ウェアラブルエアコン:首に装着して頸動脈を冷やす身に着けるエアコン

作業時の生体反応測定と暑熱環境調査
株式会社サンオータス
再エネ×IoTを利用したクリーンモビリティによるCO2削減に関する研究
市内の運輸部門における脱炭素を推し進めるため、次世代自動車等の導入促進や各インフラにおける拠点整備等が急務となっています。
この研究では、再生可能エネルギーを由来とする電力を活用したEVカーシェア拠点を市内各地に設置し、「CO2排出量の少ない交通手段の提供」と「次世代自動車の導入・活用」を推し進めます。さらに、本実証を通じて削減されたCO2の見える化を図ります。

設置したE-Cube

試乗会の様子
各共同研究のパンフレット
注)株式会社GSIクレオス、学校法人専修大学、スナイプバレー合同会社の各共同研究概要パンフレットについては、後日更新します。
お問い合わせ先
川崎市環境局 環境総合研究所
電話:044-276-8964
ファクス:044-288-3156
メールアドレス:30sotosi@city.kawasaki.jp
住所:210-0821 川崎市川崎区殿町3-25-13 川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)3F
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