不用になった新型コロナウイルス感染症対策の備品等（アクリル板パーティション等）について

店舗や事業所で新型コロナウイルス感染症対策として使用していた備品等(例：パーティション、検温器、二酸化炭素濃度測定器など)は、引き続き感染対策として活用・保管していただくか、保管できない又は感染対策上不用となったものについては適切な処理をお願いします。

1. リユース：まずはリユース品として売却する等により有効活用をご検討ください。
2. リサイクル：有効活用できない場合、再資源化を実施することができるものは是非マテリアルリサイクルに取り組んでください。プラスチック原料として買取りを行う業者に売却する方法もあります。
3. 熱回収(サーマルリサイクル)：汚れや分別の問題で再資源化できない場合、熱回収を行うことができるものについては、可能な限り効率性の高い熱回収を行ってください。
4. 適正処理：上記がいずれも出来ない場合、産業廃棄物収集運搬業・処分業の許可を持つ処理業者に処理を委託するなど、産業廃棄物として適正に処分を行ってください。

再資源化及び熱回収の促進に向け、適切に分別してください。

あらかじめ、パーティションの素材（アクリル（PMMA）、塩化ビニル（PVC）、ポリカーボネート（PC）等）毎に分ける、パーティションと異なる素材の部品（金属製のスタンド等）を取り外す、汚れ・異物（接着剤、テープ等）を除去することが望ましいです。

なお、パーティションの素材が分からない時は、購入元に問い合わせることで確認できる場合があります。

周辺の再資源化事業者を把握する際の参考情報として、以下の情報をご参照ください。

※マテリアルリサイクルの原料として対象製品の買取を行っている事業者であり、産業廃棄物処理業者ではありません。

※買取枚数は30枚程度からですが、商店街など、小規模なお店からでも回収場所を1カ所にまとめて30枚以上になれば対応できる(要相談)とのことです。

※油汚れがひどいもの、シールが貼りつけられているものなどは、買取できない場合があります。詳しくは事業者にお問い合わせください。

廃プラスチック類のリサイクル手法を県内の事業所の実例を交えて紹介しています。（一例を示しているもので、県内の処理業者の情報を網羅的に示しているものではありません。）

検温器、二酸化炭素濃度測定器は、小型家電リサイクル法の対象品目に含まれます。

廃棄物処理法の熱回収施設設置者認定制度に基づき、都道府県知事等の認定を受けた事業者の一覧を公開していますので、ご参照ください。

産業廃棄物として処理する場合には、委託基準を遵守する必要があります。こちらのご案内を参照ください。

周辺の処理業者を検索する際の参考情報として、以下のような事業者の情報もご参照ください。