性器クラミジア感染症
- 公開日:
- 更新日:
Chlamydia trachomatisによる性感染症です。
男性では、尿道から感染して急性尿道炎を起こしますが、症状は淋菌感染症よりも軽い場合が多いが、さらに、前立腺炎、副睾丸炎を起こすこともあります。
女性では、まず子宮頚管炎を起こし、その後、感染が子宮内膜、卵管へと波及し、子宮内膜炎、卵管炎、骨盤内感染、肝周囲炎を起こします(しかし、症状が軽く自覚のないことも多い)。また、子宮外妊娠、不妊、流早産の誘因ともなり、妊婦が感染している場合には、主として産道感染により、新生児に封入体結膜炎を生じさせることがあります。
淋菌との混合感染も多く、淋菌感染症の治癒後も尿道炎が続く場合にはクラミジア感染症が疑われます。
お問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2439
ファクス: 044-200-3928
メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号5999
