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風しん及び先天性風しん症候群について

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風しんについて

 首都圏を中心に風しんの患者報告数が続いています!!

 平成30年(2018年)は、全国で2,917例の患者の届出があり、その約98%が7月以降の報告でした。

 平成31/令和元年(2019年)は、7月末日までに全国で2,000例を超える報告があり、患者の多くは、過去に風しんの定期予防接種の機会が得られなかった、40歳代~60歳代の男性で、首都圏を中心に報告されています。

 

 厚生労働省による「風しんの追加的対策」として、令和7年(2025年)3月までの時限的に、これまで定期予防接種を受ける機会がなかった、昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日までの間に生まれた男性に対して、クーポンを用いた無料の抗体検査と、抗体がない場合の麻しん風しん混合ワクチンを第5期定期接種として公費で実施していました。
 令和7年(2025年)3月31日までに抗体検査を実施し、風しん抗体価が不十分であった方で、MRワクチンが不足していたこと等を理由にワクチンの接種ができなかった場合につきましては、令和7年(2025年)4月1日から令和9年(2027年)3月31日までの2年間、接種ができます。詳しくは「風しんの追加的対策」のページをご覧ください。

 

 また、川崎市では、生まれてくる赤ちゃんを先天性風しん症候群という病気から守るために、「風しん対策事業」を実施し、対象者には無料の抗体検査と抗体価が不十分な方への麻しん風しん混合ワクチンの一部助成を行っています。対象者等、詳しくは「川崎市風しん対策事業」のページをご覧ください。

 

 職場や家庭内での感染を広げないためにも、予防接種歴を母子手帳等の「記録」で確認し、接種記録が確認できなかった方は、風しん含有ワクチン(麻しん風しん混合ワクチンなど)の接種をご検討ください。

風しんとは

風しんとは、風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。

主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れが認められますが、不顕性感染(症状を示さない)もあります。

潜伏期間は2-3週間で、発疹出現前後7日間くらいまで感染力があると考えられています。また、一度かかると、大部分の人は生涯風しんにかかることはありません。

風しんの予防対策

  • 風しんは、飛まつ(唾液のしぶき)などによってほかの人にうつります。 
  • 咳エチケット(マスクなど)や外出後の手洗い、うがいなどに気つけましょう。
  • 風しんにかかった人は、できるかぎり学校や職場を休んで、通院以外は外出を控えましょう。
  • 予防接種(ワクチン)が効果的な予防策です。

先天性風しん症候群について

 風しんはこどもの場合通常あまり重くない病気ですが、妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神運動発達遅滞などをもった、いわゆる先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性があります。

 特に、妊婦のご家族、これから妊娠する可能性が高い方、出産直後の方は風しんの感染履歴、ワクチンの接種履歴又は抗体の確認履歴を確認し、履歴がない場合は、風しんの予防接種を受けることをご検討ください。

お問い合わせ先

川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2343

ファクス: 044-200-3928

メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp

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