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急性呼吸器感染症(ARI)発生状況

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急性呼吸器感染症(ARI)とは

 急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。

 感染症法施行規則の改正により、令和7年4月7日から急性呼吸器感染症が感染症法上の5類感染症に位置付けられ、定点サーベイランスの対象となりました。

 本市では、市内61か所の定点医療機関から、急性呼吸器感染症と診断された患者の数を毎週御報告いただいています。これによって、川崎市における急性呼吸器感染症の流行状況を把握することができます。

令和7年第16週(令和7年4月14日~令和7年4月20日)

急性呼吸器感染症患者発生状況

 ・令和7年第16週の急性呼吸器感染症の定点当たり報告数は69.38人(54.65人)でした。カッコ内は前週の数値となっています。

定点当たり患者数グラフ

急性呼吸器感染症病原体検出状況(速報)

 患者数の報告を行う定点医療機関の中で、病原体分離のために検体採取を行う医療機関(病原体定点)が、市内に14か所定められており、採取した検体は川崎市健康安全研究所で検査を行っています。

・令和7年第16週に採取された検体(17検体)からはインフルエンザウイルスが3件(17.7%)、SARS-CoV-2が2件(11.8%)その他が4件(23.5%)検出されています。(令和7年4月23日時点)

検体数グラフ

・令和7年第16週に採取された検体の検査結果「その他」(4件)の内訳は、ヒトパラインフルエンザウイルスが1件、ライノ/エンテロウイルスが3件です。(令和7年4月23日時点)

その他内訳グラフ

検査項目

A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、SARS-CoV-2、ヒトパラインフルエンザウイルス、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、ライノ/エンテロウイルス、アデノウイルス
百日咳菌(※)、肺炎マイコプラズマ(※)、パラ百日咳菌(※)、Bordetella holmesii(※)
(※)PCR検査のみ。なお、上記4種菌の検査は、令和7年度に配布する容器で採取した検体から開始します。

定点当たり報告数とは?

1医療機関に1週間に受診した平均患者数を現しています。
例)定点当たり30人・・・一つの医療機関に平均すると30人の患者が受診したことになります。

リンク

お問い合わせ先

川崎市健康福祉局健康安全研究所感染症情報センター担当

住所: 〒210-0821 川崎市川崎区殿町3-25-13 川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)2階

電話: 044-276-8250

ファクス: 044-288-2044

メールアドレス: 40eiken@city.kawasaki.jp

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