平成22年度景観バスツアー
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平成22年度のバスツアーでは、市内のなかで南部に位置する代表的な景観スポットを、3月6日(日)の午前と午後の2回巡りました。
武蔵小杉駅周辺や川崎駅周辺、臨海部などの「これぞ川崎」を感じさせる現場を見て歩き、本市における都市景観形成施策の現状をご確認いただきました。

開催日
平成23年3月6日(日)

当日ルート

午前コース
JR武蔵小杉駅横須賀線口周辺⇒JR川崎駅周辺⇒千鳥町周辺⇒東扇島東公園

午後コース
千鳥町周辺⇒東扇島東公園⇒JR川崎駅周辺⇒JR武蔵小杉駅横須賀線口周辺

当日開催風景

武蔵小杉駅周辺
新設されたJR武蔵小杉駅横須賀線口を中心に、駅前広場に面する街区の一体感や、「街の顔」にふさわしい都会的で洗練された景観をご確認いただきました。

川崎駅周辺
川崎駅西口については、旧国鉄レンガ倉庫をモチーフとした共通の素材で統一することにより、風格と落ち着きが感じられる街並みを誘導してきた経過などを現地で説明いたしました。また、工事中であった川崎駅東口駅前広場もあわせて見学し、再編整備計画について景観形成の観点から解説しました。

【千鳥町周辺】
アートなグラフィックデザインを施した工場施設や舗装デザイン、工場で使われていた部品等を組み合わせたボラード等によって、工場施設群を鑑賞するプロムナードとなっている千鳥橋周辺を、デザインコンペなどの景観施策を中心に説明しました。

東扇島東公園
東扇島東公園から、さまざまな造形美を見せる工場施設群を見学しました。 また、工場施設の色彩デザインによる臨海部のイメージアップを図る「臨海部色彩ガイドライン」について、実例を踏まえながら説明しました。
最後に参加者の皆さんへアンケートを行ったところ、下記の意見、感想をいただきました。一部を御紹介いたします・
<アンケートより>
- 川崎はスモッグで灰色の都市というイメージ大でしたが、それがこんなに景観を考えて作っているということに驚きました。お店の色使いは、那須の御用邸のある都市と同じく工夫していました。半面、工場の夜景を観光化している。皆様のアイデアにとてもビックリしました。
- 街づくりの構想、準備の段階からの取り組み方がわかり、行政の仕事と景観づくりの関係を認識することができた。
- 市街地だけでなく、工場地帯の景観も自治体がコントロールしていることが新たにわかった。市街地を見る時にはこれからは色使いにも注意してみたい。
- 工業地帯のアートが面白かった。現在の工場萌えブームも15年前からの仕込みがあったからこそなんだとびっくりした。川崎駅前周辺の再開発のエピソードも説明がなければ知らなかった。
- 川崎の街の景観が良くなった経緯が分かりました。市民として自慢できるエリアが増えるのは嬉しい。
お問い合わせ先
川崎市 まちづくり局計画部 景観担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-3025(南部)/044-200-3022(北部)
ファクス:044-200-3969
メールアドレス:50keikan@city.kawasaki.jp
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