令和8年度 山王・宇奈根排水樋管における夜間総合訓練の実施結果について(報告)
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上下水道局では、令和元年東日本台風による浸水被害を踏まえ、多摩川沿いの排水樋管(はいすいひかん)における対策として、樋管ゲートの電動化、排水ポンプ車の導入等の浸水対策を行い、これまで各排水樋管で排水訓練を実施してまいりました。
6月からの出水期に備え、大雨時に複数の排水樋管で浸水被害が発生した場合の対応力の強化を図ることを目的に、令和8年5月22日金曜日に排水ポンプ車の設置や排水ホースの設置等の「夜間総合訓練」を山王・宇奈根排水樋管にて実施いたしました。
1 訓練日時及び場所等
- 日時:令和8年5月22日金曜日 午後9時30分から午後11時20分
- 場所:山王排水樋管・宇奈根排水樋管周辺地域
- 参加人数:72名(局職員47名、協力事業者12名、交通誘導員13名)
- 見学者:関係町会
2 訓練内容(訓練の様子)
(1)班長ミーティング

全体ミーティング
解説
訓練開始に先立ち、中部下水道事務所会議室において各排水樋管の排水ポンプ車班班長、パトロール班班長、協力事業者の責任者が集合し、作業や安全上の注意事項、手順や配置などを情報共有し最終確認を行います。
(2)各班ミーティング

山王排水ポンプ車班ミーティング

山王パトロール班ミーティング

宇奈根排水ポンプ車班ミーティング

宇奈根パトロール班ミーティング
解説
班長ミーティング後、各排水樋管の排水ポンプ車班とゲート操作班に分かれ、班員に対して班長ミーティングで共有した作業や安全上の注意事項、手順や配置などの情報を伝え、現地配置指示に備えます。
(3)交通規制帯の設置及び排水ポンプ車配置

山王・資機材、交通規制帯配置図

宇奈根・資機材、交通規制帯配置図

山王・交通規制帯設置

宇奈根・交通規制帯設置
解説
交通規制帯の設置は、内水の排除を迅速に行うために設置している排水ポンプ投入用マンホールから、多摩沿線道路下に埋設する横断管を通じ、排水ホースの接続を行うために必要としており、本訓練においてもこのプロセスを安全に配慮しつつ速やかに実行し、交通規制帯の設置を行いました。
(4)メールニュース配信(テスト配信)

メール配信作業

ZOOMを用いた現地状況の確認

確認作業

テスト配信メール・山王排水樋管【第3報】
解説
メールニュース班を配置し、メールニュースかわさき「防災気象情報」から配信される「水位に関する情報」や「排水ポンプ車の活動に関する情報」のテスト配信を実施しました。
(5)訓練説明

山王排水樋管での住民への説明
解説
訓練を見学をされた関係町会等へ排水訓練の概要や排水ポンプ投入用マンホールの運用説明を行いました。
(6)排水準備作業

山王・河川側曲管継手設置作業

宇奈根・河川側曲管継手設置作業

山王・河川側排水ホース敷設

宇奈根・河川側排水ホース敷設

山王・内陸側排水ホース敷設

宇奈根・内陸側排水ホース敷設
解説
排水作業の実施に必要な排水ホース、交通規制帯等の運搬、設置を行ったほか、排水ポンプ投入用マンホール内に設置した排水ポンプから多摩沿線道路下の横断管を通じ、排水を河川側に吐出せるように吐出口の設置及び排水ホースの敷設を行いました。
なお、前日から当日にかけての降雨のため、排水ポンプ投入用マンホール内に止水バルブを設置しての充水を見送り、排水ポンプを稼働させた訓練を中止しました。
3 訓練結果
- 参集指示から、現地パトロール、連絡記録、メールニュース配信、排水ポンプ車による排水準備・撤収まで、複数の活動の流れに沿った訓練を実施しました。
- 複数地点における浸水を想定した訓練をすることで、各担当間が有機的に連携することを確認しました。
- ミーティングアプリZoomを活用し、連絡記録班、メールニュース班に対して山王・宇奈根の各樋管をつないだことにより、現地作業等の進捗状況を共有しながら訓練を実施しました。
- 今後についても、さらなる排水準備作業時間の短縮や効率化、作業の確実性の向上を進めるべく、職員個々が今回の経験をもとに、各所属において情報やスキルの共有を行い、実作業における対応力を高めてまいります。
お問い合わせ先
川崎市上下水道局下水道部下水道管理課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2824
ファクス: 044-200-3980
メールアドレス: 80gkanri@city.kawasaki.jp
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