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麻生不動院(ダルマ市)

  • 公開日:
  • 更新日:

不動院のダルマ市

住所

麻生区下麻生809

交通案内

小田急線「柿生駅」から川崎市バス溝17・柿04、小田急バス柿21、東急バス柿01系統「麻生不動入口」下車、徒歩約3分

地図

解説

 麻生不動院は、明王不動院盤若坊と称する真言宗豊山(ぶざん)派の寺院ですが、木賊(とくさ)不動とも呼ばれています。木賊不動と呼ばれるようになったのは、昔この地が木賊の生い茂る所だったためとか、あるいは村人が木賊ガ原で草を刈っていたときに不動像を発見し、これを祀ったからだともいわれています。

 不動院の縁日は1月28日で、この日は境内及びその周辺に農機具やおみやげを売る露店のほか、ダルマを売る店が多数出店されますので、「関東の納めダルマ市」と呼ばれています。不動院の縁日にダルマが売られるようになったのは、明治の終わり頃からで、現在は平塚市四の宮や厚木市でつくられている「相模ダルマ」が中心となっています。

 ダルマは、起き上がり玩具の一種で、転んでも起き上がるので縁起が良いとされ、生産の豊穣・商売繁盛・開運厄除の縁起物とされています。また、ダルマは赤色のものがほとんどですが、この赤色はこどもの疱瘡避けの呪いとして喜ばれます。

 また、ここの不動様は火伏せの不動としても有名で、縁日に参拝した人は、穴あき銭を1枚もらい、それを火の側に祀っておくと火難にあわないといわれています。そして、1年間無事であった場合は、昨年もらった穴あき銭に御礼のお金を添えて返し、新しい穴あき銭をもらって帰るというしきたりがあります。

コンテンツ番号118