梅毒について
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※2024年データは速報値です。
「梅毒」とは
梅毒は、性的な接触などによって感染する「性感染症」です。原因は、梅毒トレポネーマという病原体です。
検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると、脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。また、梅毒などの性感染症にかかっていると、HIV・エイズなど他の性感染症にもかかりやすくなります。
さらに、妊娠している人が梅毒にかかると、流産や死産となったり、子どもが梅毒にかかった状態で生まれる先天梅毒となることがあります。先天梅毒は、神経や骨などに異常をきたすことがあり、生まれたときに症状がなくても遅れて症状が出ることもあります。
症状
第1期:感染後数週間
感染後数週間(1か月前後)が経過すると、感染した場所(口・唇、性器、肛門など)にできもの、しこり、ただれなどができます。これらの症状は痛みを伴わないことが多く、約3~6週間で自然に軽快します。
第2期:感染後数か月
感染からおおむね1~3か月程度経過すると、梅毒の病原体が血流にのって全身へ移動し、全身にさまざまな症状が出ます。特徴的な症状としては、手のひらや足の裏など、全身に無痛性の赤い発疹ができます。1期と同様に、症状は自然に軽快します。
第3期:感染後1年~数年
感染から1年以上経過すると、心臓、血管、神経などの異常が現れることがあります。
治療
抗菌薬が有効です。症状の進行具合に応じて治療期間が変わってきます。飲み薬による治療が主流ですが、最近は筋肉注射による治療も出ています。
検査
川崎市ではエイズ検査・相談事業の一環として、梅毒の検査を匿名・無料で実施します。
梅毒検査はエイズ検査と合わせて行い、両検査の結果は1週間後に本人に面談で直接お渡しします。梅毒検査のみで受けることはできませんのでご了承ください。
また、梅毒検査は感染機会から1か月以上経過していないと正しい結果が得られません。
なお、梅毒の治療及び特定の医療機関の紹介は行っておりませんのでご了承ください。
日曜検査・相談室以外は予約が必要です。詳しいことは、各検査場所までお問い合わせください。
検査場所 | 結果返し | 検査曜日 | 受付時間 | 電話番号 | 予約 |
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幸区役所 衛生課 | 通常検査 (1週間後) | 第3月曜日 | 午前10時00分~10時40分 | 044(556)6682 | 必要 |
高津区役所 衛生課 | 通常検査 (1週間後) | 第2水曜日 | 午前9時30分~10時00分 | 044(861)3321 | 必要 |
宮前区役所 衛生課 | 通常検査 (1週間後) | 第3火曜日 | 午後1時00分~1時30分 | 044(856)3265 | 必要 |
多摩区役所 衛生課 | 通常検査 (1週間後) | 第1月曜日 | 午前9時30分~11時00分 | 044(935)3310 | 必要 |
日曜検査・相談室 | 通常検査 (1週間後) | 日曜日 GW・年末年始等閉室あり 詳しくはエイズ検査のページへ | 午前10時00分~12時00分 午後1時30分~3時30分 | 044(200)1466 | 不要 |
木曜検査・相談室外部リンク | 即日検査 (当日結果返し) | 第2木曜日 | 日中 | 03(5328)4811 | 必要 |
検査の受け方
*梅毒検査はHIV検査とセットです。
動画で見る梅毒について(川崎市YouTubeチャンネルへ移動します)
ポスター画像
お問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2439
ファクス: 044-200-3928
メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp
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