川崎市路上喫煙防止対策

　川崎市では、道路や駅前広場などでの喫煙が周囲の歩行者にやけどを負わせたり、衣類などへに焼け焦げをつけたりするおそれがあることから、こうした他の歩行者に対して危険となる行為を防止し、歩行者の安全を確保することを目的として平成18年4月1日に「川崎市路上喫煙の防止に関する条例」を施行いたしました。

　条例では、市民等（本市の区域内に居住し、若しくは滞在し、又は本市の区域内を通過する者）は市内全域で路上喫煙をしないように努めるものとしており、主要駅周辺などの多くの歩行者が利用する区域を「路上喫煙防止重点区域」として指定し、区域内では市で設置した指定喫煙場所を除き喫煙を禁止しています。

　条例施行以降、市内各駅周辺での毎月のキャンペーン活動やポスターの貼付、市営バス車内での広報など、路上喫煙防止に向けた啓発活動を行うとともに、路上喫煙防止指導員による巡回活動により路上喫煙者への注意・指導を行っています。さらに、「路上喫煙防止重点区域」では、違反者に対して指導・警告を行い、これに従わない悪質な違反者には、罰則を適用し、過料を徴収しています。

川崎市路上喫煙の防止に関する条例外部リンク　条例本文についてはこちらから

　本市条例においては、道路や駅前広場などでの喫煙が周囲の歩行者にやけどを負わせたり、衣類などへに焼け焦げをつけたりするおそれがあることから、こうした他の歩行者に対して危険となる行為を防止し、歩行者の安全を確保することを目的としているため、火を使わない加熱式たばこは、現在、規制の対象としておりません。

　しかしながら、加熱式たばこの喫煙は、通常のたばこによる路上喫煙を誘発する恐れがあるため、指定喫煙場所の御利用をお願いしておりますので、御協力お願いいたします。

　路上喫煙防止重点区域については、駅利用者数や周辺の状況等により、川崎駅、新川崎・鹿島田駅、武蔵小杉駅、武蔵溝ノ口駅、鷺沼駅、登戸・向ヶ丘遊園駅、及び新百合ヶ丘駅周辺を指定しています。

路上喫煙防止重点区域に本市が設置する指定喫煙場所は、次のとおりです。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

• 会話や飲食は控える
• 周囲との間隔を空ける
• 利用後は速やかに退出する
• 混雑時は利用を避ける

　など、引き続きマナーを守ってご利用いただきますようお願いいたします。

　川崎市では、路上喫煙でお困りの方に、ご自宅の塀や壁等に掲示いただくポスター等をお配りしています。希望される方は、下記のお問い合わせ先まで御連絡ください。

• 大きさ　A3サイズ
• 水に強い合成紙を使用しています。

• 大きさ　A4サイズ
• 裏面には強力な粘着力があります。地の塗装を剥がす場合がありますので、貼る場所には十分注意をお願いします。

• 大きさ　A4サイズ
• 四隅に穴があり、紐等を通して付けられます。

・ご自宅の塀や壁等の自身が所有しているものへの掲示に限ります。他の人が所有する壁や塀、電柱やガードレール等には掲示できません。

・針金や釘などで設置するときは、他の人が傷ついたりすることがないように十分注意して設置してください。また、設置後は定期的に点検し、管理に十分注意してください。

　路上喫煙通行量については、平日の午前8時から9時に、川崎駅東口・西口、新川崎・鹿島田駅、武蔵小杉駅、武蔵溝の口駅、鷺沼駅、登戸・向ヶ丘遊園駅、新百合ヶ丘駅周辺で実施しております。