ダイオキシン類とは
- 公開日:
- 更新日:
PCDD、PCDF及びコプラナーPCBの総称をいいます。
ダイオキシン類は、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD 75種類)、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF 135種類)、及びコプラナーポリ塩化ビフェニル(コプラナーPCB 十数種類)の総称をいいます。
毒性の強さは毒性等量「TEQ」で表します。
ダイオキシン類は、種類によって毒性が大きく異なることから、毒性の強さを表すときは、それらの中で最も強い毒性を有する2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(2,3,7,8-TCDD)の量に換算し、毒性等量(TEQ:Toxicity Equivalency Quantity)で表します。環境基準や排出基準は、この換算した量で表されています。
ごみの燃焼過程などから非意図的に生成します。
ダイオキシン類は、研究目的など以外では意図的に作られるものではなく、ごみの燃焼過程など、炭素・酸素・水素・塩素が熱せられるような過程で非意図的に生成します。
発がん性や、動物実験での奇形、甲状腺機能への影響などが報告されています。
WHO(世界保健機関)では、事故などの高濃度の暴露の際の知見から人に対する発がん性があるとしています。
また、実験用動物においては、妊娠中に比較的多量のダイオキシン類を与える実験で、生まれた動物に口蓋裂、水腎症等の先天異常を起こすことが認められています。
その他、甲状腺機能の低下、生殖器官の重量や精子形成の減少、免疫機能の低下を引き起こすことが動物実験で報告されています。
ダイオキシン類の総合的な情報を掲載したパンフレットもございます。
ダイオキシン類パンフレットのページはこちら
お問い合わせ先
川崎市環境局環境対策部環境対策推進課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2517
ファクス: 044-200-3921
メールアドレス: 30suisin@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号3981