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柿生発電所(かきおはつでんしょ)

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  • 更新日:

所在地

川崎市麻生区黒川1544‐2

所有者

神奈川県企業庁・川崎市

柿生発電所

現在

建替え前

柿生発電所は、川崎市営水道の導水路途中にあります有効落差12.2m、最大使用水量6.94m3/s、出力680kWという、とても小さな水力発電所です。川崎市は昭和15年度からの上水道第4期拡張事業において、津久井分水池(相模湖)より受水した水を下九沢分水井(川崎市と横浜市に分ける)を経て、長沢浄水場に至るまでの途中、黒川に地形の関係から落差ができるため、当初からこの地に低落差発電所の計画をたて、その構造物を建設していました。昭和27年、導水路は完成しましたが、川崎市が発電事業を開始するに至らず、発電所の建設と維持管理は県企業庁に引き継がれました。昭和37年8月に工事が完成し、営業運転を開始しました。

発電設備としては、小さな発電所に適する横軸円筒可動羽根プロペラ水車(チューブラ・タービン)〔回転数500r.p.m.〕と、横軸かご形3相交流誘導発電機(共に日立製作所製)を備えています。また、水道用水利用という特殊な事情から、できるだけ汚損しないように、水中にある箇所は油のいらない構造とし、漏油防止が施されています。作られた電力はすべて東京電力に納められています。 なお、平成16年度から17年度にかけて発電所建物の建替えと発電設備の改修を行い設備が一新されています。

一般公開 無

お問合せ先

神奈川県企業局利水電気部発電課

電話:045‐210‐7294