鷺沼線ほか街路樹更新工事のお知らせ
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鷺沼駅前の老木化した桜並木を若木のソメイヨシノに植え替え、歩行空間の安全性確保とともに桜並木を次世代に残すための工事です
現在の桜並木は、植えられてから50年以上たっている桜も多く、生育が不健全な木が確認されています。
この為、川崎市街路樹管理計画(https://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000096594.html)(平成30年3月策定)に沿って、今年度、桜並木の桜(ソメイヨシノ)の植え替え工事を行います。なお、この工事に合わせて、ケヤキを陽光桜(写真(1)参照)に植え替る工事も行います。
4月下旬から順次対象木の植え替え工事を実施いたします。「歩行空間の安全性確保」と「桜並木」を守るための工事になりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたいます。
桜の植え替えについて
今回の桜の植え替える理由は、次のとおりです。
1 樹木診断によって、倒木の危険性が高い不健全木であることがわかったため
2 桜の根上りにより、歩道や車道の損壊が著しく、通行に支障があるため
3 過去に伐採され、切り株が残っているため
植え替える桜の本数
<植え替える桜の本数>(予定)
不健全木 植栽本数
60本 → 55本
植え替えに当たっては、通行に支障をきたす場所、狭小で樹木の生育に適さない場所の木については、再植樹をしない方針としています。
ケヤキの街路樹を陽光桜に植え替えます
ケヤキも植えられてから、50年以上経過し、根上りにより歩道や縁石を壊している状況であるため、本工事に合わせて、ケヤキをサクラに植え替えます。
植え替えについては、鷺沼駅から市境までの樹種の統一感や、市民の皆様に桜の花を長く楽しんでいただけるように陽光桜を植えていきます。
陽光桜は、ソメイヨシノよりも早く咲くので、桜を楽しむ期間も長くなります。

写真(1) 陽光桜(宮前平駅前街路樹)
桜並木で確認された不健全状況
工事対象の桜並木では、「幹や根株の腐朽」「樹皮の損傷や空洞」などの不健全状況が判明しました。このうち「幹や根株の腐朽」は、特に倒木の危険性を高めますが、外見からは分からない場合があります。
幹や根株の腐朽(キノコの発生等)
桜の根上りによる道路構造物の損壊
桜の植え替えの実施場所

工期(予定)

(注意) 桜の植栽については、天候等により、植栽の時期を9月以降に延期する可能性があります。