地域包括ケアシステム構築に向けた多摩区の地域づくり支援業務委託の公募型プロポーザルの実施について

　川崎市においては、超高齢社会が進展する中で、高齢者だけではなく、障害者や子ども、子育て中の親など、すべての市民を対象とした地域包括ケアシステム構築に向けて平成27年3月に「川崎市地域包括ケアシステム推進ビジョン」を策定し、平成30年度から、第2段階の「システム構築期」として、令和7（2025）年度に向けて、「意識づくり」「仕組みづくり」「地域づくり」を推進しています。
　このうち、多摩区における「地域づくり」については、地区社会福祉協議会の区割りを参考に5地区（登戸地区、菅地区、中野島地区、稲田地区、生田地区）に分けて地域づくりを進めています。菅地区では、支え合いの地域づくりに向けて、さまざまな個人・団体がつながり、困り事・やりたいことなどの思いを共有できる体制・しくみを作ることを目指し、令和4年度から「地ケアつながりプロジェクト～TeamSUGE～（以下「プロジェクト」という。）に取り組んでいます。その中で、地域をより豊かにするために、地区内のさまざまな活動団体や場所などの地域資源を把握し、新たなつながり、新たな取組が生まれる環境・きっかけをつくる「地ケ算※」を創出しました。「地ケ算」の創出の過程で、地域住民や団体の自発的な意見交換や助け合いが見られたことから、「地ケ算」は、各地区における支え合いの地域づくりを効果的に進めていく上で有用であると考えています。

　本業務は、「地ケ算」を他地区でも導入するために必要なプログラムの企画・運営支援や各地区における地域づくりに関するアドバイザリー業務を行うことを目的に実施します。

※地ケ算
　「地域包括ケアシステム」と「かけ算」を掛け合わせた「プロジェクト」で生まれた造語。
　「プロジェクト」で把握した地域資源を、既存の取組に少しかけ合わせることで、取組が豊かになるアイデア。

地域包括ケアシステム構築に向けた多摩区の地域づくり支援業務委託

1.業務実施プロセス等の全体企画

2.5地区（登戸地区、菅地区、中野島地区、稲田地区、生田地区）合同検討会の運営支援

3.5地区（登戸地区、菅地区、中野島地区、稲田地区、生田地区）における地域づくりに関するアドバイザリー業務

※詳細は実施要領及び仕様書を参照してください。

契約締結日から令和7年3月31日（月）まで

2,132,900円（消費税額及び地方消費税額を含む）

　企画提案評価選考委員会において、提出された企画提案書及び実施するプレゼンテーション内容について審査を行い、受託者を選定します。

多摩区役所地域みまもり支援センター地域ケア推進課
〒214-8570　川崎市多摩区登戸1775－1電話：044-935-3267
電子メール：71keasui@city.kawasaki.jp
受付時間：午前8時30分～午後5時（閉庁日及び正午～午後1時を除く）