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応急手当のQ&A

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2017年5月30日

コンテンツ番号20514

救急活動に関すること

質問1 救急活動はどのように行われているのですか。

 川崎市では、119番をかけると、川崎区南町にある川崎市消防局の消防指令センターにつながり、通報を受けた消防指令センターでは、直ちに現場に近い消防署や出張所へ救急車の出場を指令します。指令を受けた救急隊は、直ちに現場に急行します。到着後は、事故の状態や傷病者の観察、必要な救急処置を行い、けがや病気の症状に合った治療を行える医療機関へ搬送します。
 脈や呼吸が止まっていたり、大けがなどにより生命危険の大きな救急事故で、近くの救急車が他の場所に出場している場合は、近くの消防車が先に現場に急行し、ただちに応急処置を行います。病院までの搬送は、従来どおり救急車で行います。

質問2 救急車を呼べば希望の病院に搬送してもらえますか。

 救急車は、病院からの受入許可がもらえないと搬送できません。状態や症状に応じて対応が可能な病院へ搬送することになりますので、必ず希望の病院へ行けるとは限りません。

質問3 救急車で病院に搬送してもらった後、自宅まで送ってもらえますか。

 救急搬送は緊急性のある業務です。病院に到着し、医師に引継いだ時点で次の救急要請に応えられるように準備を始めます。自宅までは電車やタクシーを利用してください。

質問4 救急車を呼ぶほどではないが、近くの病院が分からない場合や、家に車がない場合等はどうしたらよいですか。

 救急医療情報センターで病院を紹介してもらうことや、ホームページで病院を検索ることができます。また、自家用車がない場合は、タクシーや民間の患者搬送車等を利用してください。

応急手当に関すること

質問5 応急手当とは何ですか。

 心肺蘇生、AEDを用いた電気ショック、異物で窒息を来した場合の気道異物除去のほか、一般的なけがや病気に対して、その悪化を防ぎ、苦痛を軽減させるために市民により行われる手当のことを言います。

質問6 応急手当や心肺蘇生等を行う心構えは何ですか。

 実際の応急手当や心肺蘇生等では、手順や手技の正確さよりも傷病者のために「何か役立つこと」を迅速に始めることが必要です。もし、目の前で倒れた人に遭遇したら、勇気を出して覚えていることを実施してあげてください。

心肺蘇生に関すること

質問7 心肺蘇生とは何ですか。

 病気や怪我により、突然に心肺停止、もしくはこれに近い状態になったときに、心臓マッサージのための胸骨圧迫30回、及び人工呼吸2回を繰り返し行うことを言います。人工呼吸がためらわれる場合は人工呼吸を省略し、胸骨圧迫だけを連続で行います。

質問8 一人でいるときに、心肺蘇生が必要な傷病者を発見した場合、119番通報と心肺蘇生のどちらを先に行ったらよいですか。

 直ちに119番通報を行い、心肺蘇生を開始します。
 ・反応なし→助けを呼ぶ→通報→心肺蘇生

質問9 口対口の人工呼吸がためらわれるのですが、やらなくてもよいですか。

 傷病者の口元が外傷等で出血している、感染防止のための道具を持っていないなど、人工呼吸がためらわれる場合は省略し、胸骨圧迫だけを連続して行います。胸骨圧迫だけでも十分に効果があります。

質問10 脈拍があるかどうかどのように確認しますか。

 以前は、循環のサインで確認していましたが、現在は、呼びかけに対して何らかの応答や目的をもったしぐさ(嫌がるなどの体動)などがなく、普段どおりの呼吸をしていない場合、脈拍がないと判断します。

質問11 胸骨圧迫のポイントを教えてください。

 「胸の真ん中(胸骨の下半分)」を、真上からひじを伸ばし体重をかけて、少なくとも胸が5センチ沈むまで「強く」、1分間に少なくとも100回のテンポで「速く」、30回連続で「絶え間なく」行うことが重要です。その際、圧迫と圧迫の間は力を抜くようにしましょう。

質問12 胸骨圧迫と人工呼吸の回数の比率が15:2から30:2に変更になったのはなぜですか。

 研究によって、連続して胸骨圧迫をする方がより救命に効果的であることが分かったからです。

質問13 胸骨圧迫により肋骨を折ってしまいそうで強く圧迫するのがためらわれるのですが。

 年齢、性別、体格等によって骨や胸の固さは異なるので、人によっては肋骨が折れることもありますが、折れることを恐れて軽く圧迫をしていては効果が上がらないので、必要な深さ(少なくとも5cm)まで圧迫するようにします。

質問14 心肺蘇生を中止してよいのはいつですか。

 何らかの応答や目的のある仕草が現れるまで、あるいは、救急隊や医師等に引き継ぐまで続けます。

質問15 応急手当や心肺蘇生の方法が誤っていた場合、責任を問われることはありますか。

 一般市民が善意で実施したことについては、原則として、その結果の責任を法的に問われることはないと考えられています。

質問16 心肺蘇生の流れが度々変更になっており、変更前のものと混同していざというときに混乱してしまうのではと不安です。

 流れが変わってきたのは、以前の方法が間違っていたからではなく、研究によってより効果的な方法がわかってきたからです。いざというときには、細かい点は気にせず、どの方法でもよいので自信を持って心肺蘇生を開始することが大切です。

AEDに関すること

質問17 AEDとは何ですか。

 AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になったときに、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

質問18 AEDは誰でも使用できるのですか。

 AEDの使用はこれまで医師・看護師・救急救命士などにしか許可されていませんでしたが、2004年7月より一般市民にも使用が認められるようになりました。資格は必要ありませんが、講習を受けておくと安心です。

質問19 AEDはどこに設置されているのですか。

 AEDは、駅や空港、デパートなど、公共性が高く多くの人が出入りする施設に設置されています。
川崎市内の設置状況は、川崎市地図情報システム(ガイドマップかわさき)で見ることができます。
 http://kawasaki.geocloud.jp/webgis/?p=1外部サイトへリンクします

質問20 使用方法が難しそうで抵抗があるのですが。

 AEDは、操作方法を音声で教えてくれるので、音声メッセージに従って操作を進めれば誰でも簡単に使用することができます。また、電気ショックが必要かどうかもAED本体が自動解析をして判断してくれますので、誤って電気ショックを与えてしまうようなこともありません。

質問21 AEDを使用するタイミングはいつですか。

 呼びかけに反応がなく、普段どおりの呼吸もしていないときは、心肺蘇生の途中であっても、AEDが到着次第操作を開始します。その場合も、AEDの解析が始まるまで、なるべく胸骨圧迫は続けてください。

質問22 AEDのパッドを貼るときに気をつけることは何ですか。

  • 胸が濡れている場合→タオル等で水分をふきとる。
  • 貼り薬を貼ってある場合→はがしてタオル等で薬剤をふきとる。
  • 心臓ペースメーカーや埋込み型の除細動器がある場合→それらの出っ張りのある部分を避ける。

質問23 AEDを子供に使用することはできますか。

 乳児にも成人と同じように使用が可能です。小学校入学前の子どもの場合、AEDに備え付けられている小児用のパッドを用います。小児用のパッドがない場合は、やむを得ない処置として成人用のパッドを使用してください。

注)新しいAEDは、小児用パッドが入っていない機種もあります。小児用モード切替えキー(鍵)を所定の位置に差し込んでから、成人用パッドを用いて使用してください。

質問24 教わったAEDの使用方法と、実際に使用しようとしたAEDの音声メッセージが異なる場合はどうしたらよいですか。

 現在設置されているAEDは、連続3回まで電気ショックを行うものと、1回電気ショックを行ったら心肺蘇生を行うように指示するものと大きく分けて2通りのものがありますが、メッセージのとおりに操作してください。メッセージに従わないと正しく作動しない仕組みになっています。

止血法に関すること

質問25 傷病者が怪我をしていて出血量が多く、呼びかけに反応がなかった場合、止血と心肺蘇生のどちらを優先すればよいですか。

 真っ赤な血液が噴き出すように出ている状態であれば、止血を先に行います。じわじわにじみ出す程度なら心肺蘇生を優先します。

質問26 噴き出すような出血の場合、どのように止血したらよいですか。

 清潔な布などを厚くして直接傷口に当て、その上から手で強く圧迫してください。その場合、感染防止のため、ゴム手袋やスーパーのビニール袋等を使用し、直接血液に触れないようにしてください。

質問27 出血を止めるために、細い紐や針金で縛ってもよいですか。

 細い紐や針金を使用すると、神経や筋肉を損傷する恐れがありますので使用は避けてください。

気道異物除去に関すること

質問28 異物を誤って飲み込んだときはどのようにしたらよいですか。

 気道異物による窒息が疑われる場合は、直ちに119番通報するよう誰かに依頼し、以下の方法を試みます。

反応がある場合

 背部叩打法と腹部突き上げ法を試みます。その回数や順序は問わず、異物が取れるか反応がなくなるまで続けます。傷病者が激しく咳き込んでいる場合には、傷病者本人の努力にまかせます。

反応がない場合

 反応がなくなった場合は、心肺停止に対して行う心肺蘇生の手順を開始します。異物が口の中に見えた場合は、それを取り除きます。見えない場合はやみくもに指を入れて探らないでください。

質問29 背部叩打法とはどのようにやるのですか。

 傷病者の後方から手のひらの付け根で左右の肩甲骨の中間あたりを力強く何度も連続して叩く方法です。

質問30 腹部突き上げ法とはどのようにやるのですか。

 傷病者の後方から抱えるようにウエスト付近に手を回し、一方の手で握りこぶしを作り親指側を傷病者のへそより上でみぞおちの十分下方にあて、もう一方の手で握りこぶしを包み込むようにしてすばやく手前上方に向かって圧迫するように突き上げる方法です。

質問31 腹部突き上げ法を行ってはいけない場合はどのようなときですか。

 妊婦(明らかにお腹が大きい場合)では、背部叩打法のみを行います。乳児では背部叩打法又は胸部突き上げ法(心肺蘇生と同じ要領)を行います。

質問32 気道が異物で塞がれている傷病者に心肺蘇生を行って効果はあるのですか。

 気道が塞がっていて人工呼吸をしても胸が上がらない場合、もう一度気道確保をやり直して息を吹き込んでみます。それでも胸が上がらない場合は、人工呼吸にこだわらず、胸骨圧迫を行います。胸骨を圧迫することにより異物が移動して、次の人工呼吸が可能になるかもしれないからです。

やけどに関すること

質問33 やけどをした場合はどうしたらよいですか。

 やけどは、すぐに水で冷やすことが大切です。やけどを冷やすと、痛みが軽くなるだけでなく、やけどが悪化することを防ぐこともできます。靴下など衣類を着ている場合は、衣類ごと冷やします。

質問34 やけどをしたら水ぶくれができました。水を抜いた方がよいですか。

 水ぶくれができているときは、破らないように優しくガーゼで覆い、医療機関を受診してください。水ぶくれをやぶくと治りが遅くなります。

熱中症に関すること

質問35 熱中症とは何ですか。

 熱中症とは、暑さや熱によって体に障害が起きることを言います。重症の熱中症は緊急を要する危険な状態で命にかかわることもあります。

質問36 熱中症はどのような症状が出ますか。

  • 発汗
  • 頭痛
  • めまい
  • 嘔気、嘔吐
  • 脱力感
  • 痛みのある筋肉のひきつけ

質問37 重症になるとどのような症状が出ますか。

  • 意味不明の言動、うわごと
  • 水が飲めない
  • 皮膚が赤く乾燥して触ると熱い
  • 発汗停止
  • 浅くて早い呼吸
  • 反応がない
  • 全身のけいれん

質問38 熱中症の人に冷たい水をかけてよいですか。

 冷たい水によりもぬるい水をかけてから風をあてる方が効果的です。また、氷嚢などがあれば、首、脇の下、太ももの付け根などにあてると冷却の助けになります。

質問39 水を飲ませた方がよいですか。

 熱中症の傷病者は発汗によって、脱水状態になっているので、水分を十分に与えることは重要です。その際、水だけでなく、少量の塩を加えた水か、スポーツドリンクなどを飲ませる方が効果的です。
 また、自分で飲めない状態であれば、無理に飲ませないで早急に医療機関を受診させてください。

けいれんに関すること

質問40 けいれんが起きた場合、押さえつけた方がよいですか。

 押さえつけたりせず、物にぶつからないよう周りの物をどかし、柔らかい物で頭部を保護してください。

質問41 舌を噛まないように何か口の中に入れた方がよいですか。

 タオルなどを口の中に押し込むことによって、窒息してしまう恐れもあることから、口の中には何も入れないようにしてください。

その他の応急手当に関すること

質問42 ヘビ等に咬まれた場合、毒を吸い出した方がよいですか。

 安静を保ち、毒の吸引は行いません。吸引による毒の除去量はわずかであるとの報告があります。

質問43 毒物を飲み込んでしまった場合は、水や牛乳を飲ませた方がよいですか。

 水や牛乳を飲ませる前に専門施設に連絡し、指示を仰いでください。水や牛乳を飲むことが有効な場合もありますが、飲み込んだ毒物の種類によっては症状を悪化させてしまうことがあるからです。

質問44 溺れている人を発見したらどうすればよいですか。

 溺れた人の救助は、訓練された救助者にまかせるのが原則です。救助者を待つ間、陸から浮くものを投げ入れて浮き身の補助をしてください。

質問45 傷病者が沈んでしまったらどうすればよいですか。

 訓練された救助者が到着するまで水没箇所をしっかりと覚えておき、救助者に伝えてください。

質問46 溺れた人の応急手当として、水を飲んでいる場合は、吐かせてから必要な応急手当をした方がよいですか。

 口の中に吐いた水などがあれば、顔を横に向けて取り除きますが、そうでない場合、反応がなければ心肺蘇生を開始します。飲んだ水などは無理に吐かせる必要はありません。

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川崎市 消防局警防部救急課 救急指導係

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