議会かわさき　第74号－一般質問12月17日

コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を高める方策は。

人事評価制度の能力評価の中に、「説明・応対」などの項目を設け、職場における能力向上に努めている。

自他の心を理解する愛と寛容と生きる力をはぐくみ自立した個を確立する教育への市長の見解は。

命の尊厳の教育は教育活動の原点と考えており、未来に夢と希望を持てる環境づくりを進めることが責務と考える。

期限切れの備蓄品の処理は。

アルファ米(＊)などは保存期限の最終年次に炊き出し訓練に使用するほか、イベントなどで防災啓発を目的に市民へ配布するなど有効活用している。

市の検診の質向上への取り組みは。

診断精度を高め信頼される検診体制を整えるため、胃がん、肺がん、乳がん検診で撮影フィルムを二重読影する判定会を実施し、技術向上を図るため医師会や病院協会に研修会を委託している。

まちづくりに対する市長の見解は。

ソフト面で地域の豊富な芸術文化資源をいかに連携させ豊かにしていくかが大きな課題であり、市民ニーズの高い展示ギャラリー機能を新たに整備し、まちの拠点として展開していきたい。

区役所を拠点とした総合的なこども支援の体制が必要だが取り組みは。

区役所に「こども支援室」の設置を予定しており、学校・地域・区役所が連携して子ども支援施策を推進する。

早期に虐待を発見し対応していくため要保護児童対策地域協議会を効果的に機能させるべきだが見解は。

従来の協議会を再編し、代表者会議や実務者会議などを定期的に開催し要保護児童全般について情報交換や研修、支援計画などについて協議を行っている。

市民が一番身近に感じる行政だが増額への展開は。

市民との協働による取り組みを一層進め、維持管理の充実に努める。

評価の結果を今後にどうつなげていくのか。

評価後の課題や取り組みを保育園だよりなどでお知らせし、保護者懇談会などで意見をいただくなど園ごとに工夫を凝らして有効活用している。

今回のルール案が目指すものは。

今回策定しているルールは協働で事業化を図るほうがより効果的に展開できるものにつき協働型事業として基本的な手法などを整理したものである。

IT最先端都市として電子投票(＊)の取り組みは。

開票事務の迅速化や省力化などのメリットがあり、将来的には検討する必要があるが、現時点では多くの費用が見込まれ信頼性の面において課題があるので他都市の状況について調査研究する。

市の特徴を踏まえたアメフトを活かしたまちづくりの戦略は。

アメフトが持つ魅力や知的で洗練されたイメージなどを活かし活力あるまちづくりを進めていく。

私立幼稚園への補助の再構築は。

国や県の補助対象とならない軽度発達障害児の受け入れ園に対する補助を充実させ、預かり保育の実施日数に応じた補助を充実させるなど、補助体系を再構築し効果的な支援を図る。

住民自主管理のもとで暫定利用しているが継続設置されるのか。

周辺の方々から設置を強く要望されており、居住環境の改善や地域の防災性向上を図るため設置を前提に検討する。

市立聾学校などでの宿泊訓練実施への見解は。

宿泊訓練の必要性は十分認識しており、今後教員だけではなくさまざまな関係者の協力も得て訓練を実施できるよう検討していきたい。

センターの整備拡充への見解は。

現在のセンターは後からの構想で改造したものであり手狭である。今後既存の外来棟を改築しながら改善・運用を図っていく。

市立三病院の特別療養環境室(＊)の差額ベッド代などの掲示状況など周知徹底の取り組みは。

入退院窓口をはじめ待合室など患者の見やすい場所に掲示しており、幹部会や連絡会議などでも徹底を図っている。

清算金の負担軽減への対策は。

川崎都市計画事業登戸土地区画整理事業施行条例で一度に納められない権利者のために最大十年以内で分割徴収できるとしており、権利者の方々の負担を軽減できるようにしている。

かわさき保育室のサービス内容は。

保育士資格者の割合を三分の二以上とし、給食の施設内調理を義務づけるほか二十時までの延長保育など多様化する保育ニーズに対応していく。

北口の混雑緩和に寄与する世田谷町田線万福寺工区の進捗状況は。

十九年十一月末現在の用地取得率は約五十％で、今後尻手黒川線との交差点付近の整備を先行し引き続き用地取得に努め早期完成を目指す。

富士見球場利用枠拡大への対応は。

二十年春から富士見中の利用枠が拡大できる見込みであり、さらに北側校地の有効活用などを検討していきたい。

ニューカマー(＊)の商店主が孤立しているが行政としても支援すべきでは。

商店街活性化には商店街と外国人商店主が交流を深めともに活動していくことが重要であり、今後課題に応じ両者の会合に出席するほか、専門家を派遣するなど支援していきたい。

全庁的な対策が必要だが見解は。

市の各種事業の充実連携を図るため庁内ネットワークの構築を図り、地域とともに孤独死対策に取り組みたい。

雇用対策法などの改正で募集・採用にかかわる年齢制限禁止が義務化された。市も見直しを検討すべきだが見解は。

法の趣旨を踏まえ、二十年度実施の経験者採用試験において現在三十四歳を上限としている年齢制限を撤廃する方向で関係部局と協議している。

二十年一月より受け入れ開始とのことだが職員の支援への見解は。

二十年度に基本的な見直しを実施するので、これらの状況を勘案し支援のあり方を検討していきたい。

交通不便地域の解消は行政の責任で行うべきだが見解は。

受益者負担を原則としながら多くの市民の理解が得られるような助成制度を検討する。

全庁的な取り組みが求められるが見解は。

二十二年度を目途に恒久的な駐輪場整備や放置自転車対策など総合的対策に取り組み新実行計画に位置づけていく。

改善工事の特徴と工夫点は。

自転車と歩行者が接触しないように植樹帯を見直し、横断防止柵を設置した上で歩道の有効幅員を確保する。また勾配の改善を行いバリアフリーでの歩行空間の確保を図っていく。