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サンキューコールかわさき

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3-2-(3) 地域に開かれた特色ある学校づくり

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現状と課題

  • これまでは、全ての学校において同じ教育を保障することを重視する傾向にありましたが、各学校における保護者や地域の方々からの意見、子どもの学習状況や生活状況などが多様化しているため、各学校が地域に根ざし、創意工夫を発揮して個性ある教育活動を行うことが求められています。
  • 2003年度に行われた子どもの生活実態調査からは、学年が上がるにつれて学校の満足度が低下していくことが読み取れ、各学校がそれぞれの特色を活かし、地域に開かれた魅力ある学校づくりを推進するとともに、各学校の創意工夫ある取組を支援するシステムが求められています。
  • 地域に開かれた特色ある学校となるためには、学校の運営に多くの地域住民が参画することが重要であり、これまで本市では、子どもや保護者、教職員からなる学校教育推進会議を全ての学校に設置するなど、家庭や地域との連携による教育活動に取り組んできましたが、今後もこうした取組をさらに充実していくことが求められています。
  • 市立高等学校は、特色ある専門学科を多く設置するなど各校の特色づくりを進めてきましたが、これからも、生徒のさまざまな学習ニーズに柔軟に対応する高等学校づくりに取り組む必要があります。
市立学校児童生徒の学校の満足度

施策課題

現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。

(1)創意工夫を発揮できる学校づくり

  • 地域に根ざした魅力ある学校づくりを進めるために、人事や予算における学校の裁量権を拡大し、校長がリーダーシップを発揮して特色ある学校経営を行える環境を整備します。
  • 地域や社会に開かれた特色ある学校づくりを推進するため、学校評価システムを導入し、内部評価の充実を図りつつ、保護者や地域、子どもなどの意見を取り入れ、自律的に学校の経営改善を行うことのできるしくみづくりを進めます。
  • 保護者や地域への説明責任を果たしていくため、学校経営計画の公表や授業の公開などにより、学校の情報公開を進めます。
  • 地域の方に郷土史や昔の生活の様子を語っていただくなど、地域の人材やNPO、企業などを積極的に活用することで、学校の教育活動を活性化させるとともに、多様な知識や技能、経験を子どもたちに伝えていきます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(2)保護者・地域住民の参加促進と区における教育支援体制整備

  • 地域に開かれた学校づくりを進めるために、子どもや保護者の意見を聞く機会を充実させるなど、市民の意見を学校運営に活かすための取組を進めるとともに、保護者や地域住民と、校長や教職員が一体となって、責任を共有しながら、保護者や地域住民などが学校運営に積極的に関与する地域運営学校の設立を検討します。
  • 地域住民が学校教育活動へ参加し、学校を支援するしくみの構築について検討を進めます。
  • きめ細かな教育支援を行うため、社会教育や子育て・福祉などのさまざまな部門と連携するなど、区ごとに学校経営等に対する適切な相談・助言を行う体制の整備を進めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(3)地域に根ざした市立高等学校づくり

  • 時代に対応した魅力ある市立高等学校づくりを行うため、6年間のゆとりある学校生活と継続性のある指導をめざした中高一貫教育の検討や、生徒の学習要求や生活スタイルに応じた午前・午後・夜間に開講する三部制定時制課程の導入に向けた取組を進めます。
  • 生徒の学びの場を充実させるため、生徒が他の市立高等学校や大学、専門学校等での授業を受講できるような学校間連携を推進します。
  • 学校教育推進会議の充実や、教育ボランティア制度の導入などにより、家庭・地域社会と連携した教育活動を推進するとともに、聴講制度を導入するなど、地域に開かれた市立高等学校づくりを進めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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