沖縄県那覇市との交流
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那覇市について
エメラルドグリーンの海に囲まれた沖縄島の南西部に位置する沖縄県の県庁所在地です。琉球王府時代から王都また商都として発展し、現在は、優れた文化財や伝統芸能を有する観光都市、また商業都市として、平和で文化的なまちづくりを進めています。人口約32万人。(令和5年3月末日現在)
友好都市協定の締結
大正時代に、本市の紡績工場に沖縄から多くの人々が就職し、川崎市民として生活するようになりました。
昭和24(1949)年には、川崎市在住の沖縄県人により「川崎沖縄芸能研究会」が発足し、毎年さまざまな行事で沖縄伝統芸能が披露されるようになり、昭和27年(1952)年には、川崎市から無形文化財として保護するべきものとして認められました。昭和29(1954)年には神奈川県から「沖縄民俗芸能」が無形文化財(註)に指定されたほか、昭和52(1977)年には同会が川崎市文化賞を受賞しました。
(註)昭和51(1976)年に神奈川県文化財保護条例改正に伴い「無形民俗文化財」に改められた。
平成7(1995)年12月に、川崎沖縄県人会をはじめとする市内9団体から、本市及び市議会に「川崎市と那覇市の友好都市締結の要請書」が提出されました。
平成8年3月には那覇市議会において全会一致で友好都市締結が議決され、同年5月20日、川崎市長、川崎市議会議長や友好都市締結要請9団体代表をはじめとする川崎市代表団が那覇市を訪れ、平和と文化を機軸とした友好都市協定を締結しました。
主な交流について
平成24(2012)年、友好都市協定の他、災害時の相互応援協定を締結しています。
平成28(2016)年、那覇市・川崎市友好都市提携20周年「第2回かりゆしフェスティバル」では、城間幹子市長、金城徹議長が参加し、川崎市富士見公園において記念植樹(カンヒサクラ2本)が行われました。
首里城再建のために、川崎沖縄県人会・本市議会・本市の3者連名による募金箱及び県人会等による街頭による募金活動、特設の募金口座など、皆様から寄せられた募金を令和2年7月、那覇市長に贈呈いたしました。
令和4(2022)年5月20日 佐藤惣之助詩碑移設完了記念式典ほかに出席しました。
昭和34年に、川崎市民の浄財により那覇市に贈呈した川崎出身の詩人である佐藤惣之助の詩碑の首里城公園内への再移設が、令和3年10月に完了し、両市の友好都市締結から26年目となる令和4年5月20日に、詩碑の移設完了を祝す「佐藤惣之助詩碑移設完了記念式典」が那覇市で開催されました。市長は、「今回の詩碑の移設を契機として、川崎市と那覇市のさらなる友好を深めていけることを願っております。」と挨拶を述べました。
式典閉会後、佐藤惣之助詩碑移設の会の代表を務めた山川宗徹氏に本市と那覇市との交流及び文化芸術の振興に寄与された功績に対する感謝の意を表すため、市長から感謝状を贈呈しました。また、当日は、那覇市制施行101周年記念式典に、市長が来賓として出席しました。
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