令和4年度働き方改革・生産性向上取組事例集を発行しました(2023年5月号)
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令和4年度働き方改革・生産性向上取組事例集を発行しました
川崎市では、市内事業者の働き方改革・生産性向上の取組を推進するため、その取組に係る経費の一部を助成する補助事業などを実施しています。今般、これらの事業を活用した取組事例を取りまとめた事例集を発行しました。
【事例1】 佐賀餃子ぜん(飲食業)
「急速冷凍庫の導入により冷凍餃子の生産性を向上」
【導入前】
- コロナ禍により、店舗への来店形式での営業が難しくなり、冷凍餃子のインターネット販売、非対面でのテイクアウト販売を開始
- 冷凍餃子の生産量を増やす必要があったが、従来の業務用冷蔵庫では、急速冷凍機能がなく、冷凍のために多くの待機時間が必要であったとともに、ゆっくりと冷凍されていくため、餃子の具から皮に水分が移り品質が劣化する原因に
【導入後】
- 急速冷凍庫(ショックフリーザー)の導入により、30分程度で冷凍工程が完了するようになり、冷凍餃子の生産性が向上
- 急速で冷凍することにより餃子の皮へ水分が移ることもなくなり、本来の触感が実現できるなど商品の品質も向上
【事例2】 杉田農園(農業)
「EC サイトの導入により対面販売の時間を削減、集客率アップ」
【導入前】
- 宮前区において生産した作物を対面販売する直売所を運営
- 直売所の営業日について、雨天時など営業の有無を周知する方法がなく、電話での問い合わせが多く発生していたとともに、新型コロナウイルスの感染増加に伴い、非対面での販売方法を検討する必要が生じていた。
【導入後】
- 作物を販売するECサイトをオープンし、対面販売からEC上での販売にシフト
- ECでの販売にシフトしたことで、対面販売にて従事していた作業時間が削減されるとともに、問い合わせの電話対応に要していた時間が削減された。
【事例3】 株式会社クリエイティブテクノロジー(製造業)
「3D プリンター導入による開発時間短縮及び試作コスト削減」
【導入前】
- 試作品開発において部品製作を行う際、外注に出す必要があり、年間30回程度の外注を行っていた。
- 外注では1案件ごとに約10日の期間を要するため、当該案件に対してはその間開発の進捗が進まな いなど効率化が課題となっていた。
【導入後】
- 部品製作に使用する3Dプリンターを導入し、当該工程を内製化することで、開発のリードタイムを 短縮するとともに、外注に要していたコストの削減を行った。
- また、退社時などに3Dプリンターを稼働させるなど、無人の時間も有効活用することで、大幅な効率化につながった。
その他の取組事例は、以下の特設ウェブサイトをご覧ください。
https://kawasaki-seisansei.com/外部リンク
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