【出前授業】私たちのまちの環境(川・海編)「身近な水辺について考えよう」
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自ら進んで環境配慮行動をおこせる人材の育成をめざし、環境局では、大気や水環境を守る仕事の内容や、環境の現状、大気や水環境の大切さなどについて伝える環境教育として、職員が小中学校に訪問し、出前授業を行っています。

授業の概要

対応する教科・単元
- 小学校5年生 社会科(公害)
- 小学校6年生 理科(環境)
- 総合的な学習の時間 など

ねらい
パックテストを使った水質検査、水辺の親しみやすさ調査、生き物とのふれあい体験、マイクロプラスチック探し体験などを通じて、川や海を身近に感じ、水環境に関する関心、理解を深める。


時間
基本的に45分
※ご相談に応じます。

主な内容

(1)水環境についての説明
水環境の改善の歴史、現在の河川の状況と今後の課題について

(2)フィールドワークや実験(A~Eのいずれか)
A 水の汚れを調べる実験
(水の汚れ度合いを表す指標(COD)の説明とパックテストの実演)
B 水辺の親しみやすさ調査の体験
(近くにある川・湧水地で調査を行い、「利用のしやすさ」、「快適さ」を評価する体験)
C 生き物の観察
(川・湧水地に生息する魚やカニ類などを採集し、水生生物とふれあう体験)
D 水質浄化実験
(二枚貝のアサリなどを用いて水質浄化機能を学ぶ実験)
E マイクロプラスチック探し体験
(浜辺の砂の中からマイクロプラスチックを探す体験)
※ A~Eは組み合わせて行うこともできます。
※ BとCは場所や季節によって実施できない(近くに水辺がない、冬場は生きものが少ないなど)場合もあるので、ご相談ください。
※ Eの砂は川崎市の東扇島東公園の人工海浜「かわさきの浜」の砂を用意して行う予定です。

実際に授業で使う資料(一例)
パックテスト

砂の中のマイクロプラスチック

水辺の親しみやすさ調査とは?
市内の川に「散歩したい、遊びたい」と思えるような場所があることを知ってもらうことを目的として、市民のみなさんが自ら河川で調査を行い、歩道や階段があるなどの「利用のしやすさ」や、水の透明さやごみの量などの「快適さ」について星の数で評価する方法です。
水辺の親しみやすさ調査の体験の様子

主な感想(水環境体験教室などの感想より引用)
身近なところに湧水地があることを初めて知りました。季節ごとに行ってみたいと思います。
身近な食品等を使って水質を検査できたので、子供にも分かりやすかったです。
生き物をみれてうれしかったです。貴重な生き物が見れていい体験ができました。
マイクロプラスチックが思った以上に沢山あってびっくりした。

お問い合わせ・申込先
※ 時期や詳細について、まずご連絡ください。
環境局環境対策部地域環境共創課 連携推進担当
電話:044-200-3844
FAX:044-200-3921
お問い合わせ先
川崎市環境局環境対策部地域環境共創課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3844
ファクス: 044-200-3921
メールアドレス: 30kyoso@city.kawasaki.jp
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