補聴器(費用の支給)について
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1 補装具費としての支給判定の対象
聴覚障害の身体障害者手帳を持っている18歳以上の人。
2 支給判定について
聴覚障害者の手帳審査や補聴器費用の支給については次の2つの方法があります。
(1)南部地域支援室(川崎市川崎区日進町5-1 川崎市複合福祉センターふくふく2階)に来所していただき、聴力検査、診察等を行う場合
(2)身体障害者福祉法で定められた指定医師が聴力検査、診察等を行う場合(書類判定)
注1 (1)と(2)の詳細については、南部地域支援室(電話044-200-0834)にお問い合わせください。(聴力検査、診察は予約制です。)
注2 希望する補聴器によっては、必ず(1)の来所判定が必要となる場合があります。
3 補聴器の種類
ポケット型補聴器(箱形補聴器)
本体の中にマイクロホンと増幅器が収められていて、イヤホンは細いコードによって 本体と接続している。本体はポケットの中に収納して用いる。
長所→高出力、高利得が得られる。操作しやすく高齢者に向いている。
短所→他の機種と比較して重い。コードを衣服などに装着して用いるので、衣擦れの音がマイクロホンに入ったり、コードが邪魔になる。
耳掛け形補聴器
本体の中にマイクロホン、増幅器、イヤホンが収められていて、イヤホンからの音を導音管によって外耳導に導く。
長所→マイクロホンが耳の位置にあるため生理的である。コードがないため生活が制限されない。箱形に比べ目立ちにくい。
短所→スイッチ類が小さく操作しにくい。マイクロホンとイヤホンが近いためハウリングを起こしやすい。耳にかけるため汗に弱い。
耳あな型補聴器(挿耳型補聴器)
マイクロホン、増幅器、イヤホンが耳栓の中に収納された補聴器である。(レディメイドとオーダーメイドがある。)
長所→目立ちにくい。音の入り方が、人間の耳への入り方に最も似ている。
短所→高出力、高利得が得られにくい。ハウリングが起こりやすい。電池の持ち時間が短い
FM型補聴器
「離れた会話が聞きにくい」という欠点を解決するために開発された。話し手にFMマイクを持ってもらうことで、聞き手の聞き取りが改善される。学校などで難聴児の教育に有効である。
お問い合わせ先
川崎市健康福祉局総合リハビリテーション推進センター総務・判定課
住所: 〒210-0024 川崎市川崎区日進町5-1
電話: 044-223-7379
ファクス: 044-200-3974
メールアドレス: 40risoumu@city.kawasaki.jp
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