認知症の人にやさしい図書館プロジェクト
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川崎市では、認知症になっても住み慣れた地域でいきいきと暮らし続けられるまちづくりを目指し、一般社団法人認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)外部リンクの協力を得て、図書館の場や機能を活用して認知症の人やその家族の課題解決を図るプロジェクトを進めています。
宮前図書館での取組み
「認知症の人にやさしい小さな本棚」を設置しています。
平成27年年8月、宮前図書館が期間限定で「認知症の人にやさしい小さな本棚」を設置しました。その後、反響が大きかったため、同年12月からは常設コーナーとして設置しています。認知症当事者からのメッセージ、絵本の紹介や紙芝居を展示するスペースを設けたり、区内の地域包括支援センターからの情報を提供するなどの工夫を行っています。
走る「認知症の人にやさしい小さな本棚」
川崎市立図書館では、図書館から遠い方のために自動車文庫が市内の各地域を回り、貸出を行っています。
平成28年8月下旬から、自動車文庫に「認知症の人にやさしい小さな本棚」を設置し、認知症関連の書籍やチラシ、パンフレット等を市内隅々までお届けしています。
「あのころ会議」の実施
川崎市認知症サポートデスク マイWAYとの共催で「あのころ会議」を実施しました。
若年性認知症のご本人が集い、おしゃべりしている「これから会議」。
番外編として宮前図書館で「あのころ」流行った音楽を聴きながら、懐かしい新聞記事や写真などを見て語り合いました。
※不定期に開催しています。
その他の資料
認知症バリアフリー社会実現の手引き(図書館編)
日本認知症官民協議会外部リンクでは、日本バリアフリーワーキンググループを設置し、業種ごとに作業委員会を設けており、「認知症バリアフリー社会実現の手引き(図書館編)」外部リンクを作成しています。
世界アルツハイマーデーの取組
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。また、9月を「世界アルツハイマー月間」外部リンクと定め、さまざまな取り組みを行っています。
川崎市内でも、市内の図書館を含めさまざまな取り組みを実施しています(令和4年度市内での取組)(PDF形式, 498.21KB)
マンガで伝える地域包括ケア
認知症アクションガイドブック
お問い合わせ先
川崎市健康福祉局地域包括ケア推進室認知症・権利擁護担当
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2470
ファクス: 044-200-3926
メールアドレス: 40keasui@city.kawasaki.jp
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