薬物乱用防止について

薬物乱用は、「ダメ。ゼッタイ。」
「薬物乱用」とは
本来は病気などの治療に使用する医薬品を、医療目的以外で使用したり、医薬品でない薬物を不正に使用することを「薬物乱用」といいます。たとえば、不眠症でないのに酩酊感を味わうために睡眠薬を飲んだり、遊びや快楽を得るためにシンナーを使用することです。
このような目的で使用した場合、たとえ1回だけでも薬物乱用にあたります。
薬物を乱用すると
薬物乱用の恐ろしさは、何度も繰り返して使用したくなる「依存性」を持ってしまうことと、繰り返して使用しているうちに「耐性」を持ってしまうことです。そのような状態になると、自分の意思では薬物の使用をコントロールできなくなってしまい、身体と精神が蝕まれてしまいます。
- 1回の使用でも脳出血、心不全などで死に至ることがあります。
- 視神経の異常や眼底出血を引き起こし、視力低下や失明を招きます。
- 肺、胃、肝臓、腎臓などの各器官に深刻な悪影響を及ぼします。
- 大脳の神経細胞が侵され、脳の機能に異常をきたし、幻覚、妄想、錯乱などの精神障害が生じます。
- 薬物をやめた後でも、ストレスや飲酒などがきっかけで精神障害が再び起きることがあります。薬物による害は薬物をやめても続きます。
- 精神的・身体的に薬物に依存し、薬漬けの毎日になります。
- 懲役や罰金を科されるなど、法律や条令で厳しく罰せられます。

薬物乱用防止リーフレット
薬物乱用防止リーフレット(表裏表紙)(PDF形式, 493.97KB)
薬物乱用防止リーフレット画像です。こちらは二つ折りにする際、表紙になる面です。
薬物乱用防止リーフレット(内側)(PDF形式, 380.37KB)
薬物乱用防止リーフレット画像です。こちらは二つ折りにする際、内側になる面です。
危険ドラッグについて
危険ドラッグとは、「合法ハーブ」「お香」「アロマ」「バスソルト」などと称して販売されている薬物です。未知の薬物が混入されていることが多く、大変危険です。乱用した人が健康被害を起こしたり、死亡したりするだけではなく、交通事故等で他人を巻き込む事例が多数報告されています。
平成26年の法改正によって指定薬物に指定された危険ドラッグは所持、使用、購入、譲り受けが禁止されています。
大麻について
大麻については、「身体への悪影響がない」「依存性がない」などの誤った情報が流れています。しかし、実際には脳に作用し、さまざまな不具合を引き起こす違法な薬物です。大麻の穂や葉に含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)が脳神経のネットワークを切断し、幻覚作用、記憶への影響、学習能力の低下、知覚の変化などを引き起こします。大麻は、世界で最も乱用されている薬物です。
- 大麻の使用は有害です!
- 大麻の不正栽培は犯罪です!
- 大麻の不正所持・提供は犯罪です!
相談窓口
- 川崎市健康福祉局保健医療政策部医事・薬事担当
電話 044-200-2460 - 神奈川県薬務課
電話 045-210-4972 - 川崎区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
電話 044-201-3215 - 幸区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
電話 044-556-6654 - 中原区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
電話 044-744-3382 - 高津区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
電話 044-861-3325 - 宮前区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
電話 044-856-3304 - 多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
電話 044-935-3302 - 麻生区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
電話 044-965-5159 - 神奈川県警察本部広報県民課
電話 045-664-9110
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関連情報
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 医事・薬事担当
〒212-0013 川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア西館8階
なお、郵便物の宛先は「〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地」としてください。
電話:044-200-2460
ファクス:044-200-3934
メールアドレス:40iziyak@city.kawasaki.jp

