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大麻について

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大麻は違法薬物です 誤解が多い大麻、身近に潜む危険

 大麻はタバコやお酒より害がないし、海外で合法だから大丈夫、大麻はいつでもやめられるし、そもそも自分には関係ない、そんなふうに思っていませんか?

 その思い込みが、恐ろしい薬物乱用の道への第一歩となってしまうかもしれません。インターネット等では誤った情報が氾濫し、大麻の検挙者数は若者を中心に増加しています。かけがえのない自分自身や周りの人たちを守るためにも、正しい情報を確認しましょう。

大麻はさまざまな悪影響を及ぼします

 大麻を乱用すると、知覚の変化、記憶の障害、運動失調などさまざまな悪影響を引き起こします。また、覚醒剤等と同様に大麻にも依存性があります。いつでもやめられると思っていたのに、気が付いたら自分の意志ではやめられなくなっていた、ということになりかねません。さらに大麻は、より効果の高い薬物の使用に移行していくおそれが高い薬物(ゲートウェイドラッグ)であることが指摘されています。軽い気持ちで大麻に手を出したら、覚醒剤等の他の薬物にまで手を出していた、ということにもなりかねません

「大麻は海外で合法だから安全」は間違い!

 一部の国と州では大麻の使用を合法としていますが、安全だから認めているわけではありません。大麻の乱用者があまりにも多く現実的に取締りが不可能であるなど、日本とは国内の薬物事情が全く異なる中で、薬物を密売する犯罪組織の弱体化などを目的として合法化しているといった背景があり、決して大麻が安全だから認めているわけではありません。大麻がさまざまな害を引き起こす薬物であることは揺るぎない事実ですので、合法な国があるから安全だなどという誤った判断を持たないようにしてください。

友達から誘われる可能性もある

 警察庁が発表した「令和5年における組織犯罪の情勢」によると、大麻を初めて使用した経緯や動機として最も多いのが「誘われて」、「好奇心・興味本位」です。友達の家や学校で誘われるケースも多数報告があり身近な日常に大麻の危険は存在します。

法律による規制

1「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律」の一部が施行されました

 令和5年12月に「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律」が成立し、令和6年12月12日にその一部が施行され、大麻等(大麻及びその有害成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC))は「麻薬及び向精神薬取締法」の麻薬に位置づけられました。これにより、大麻等の不正な施用は、「麻薬及び向精神薬取締法」の麻薬として禁止規定及び罰則(施用罪)が適用されることになります。また、大麻草から製造された医薬品は、法令に基づく適正な管理の下で医療用麻薬として施用等ができるようになります。

2 大麻とは

 大麻は「大麻草(カンナビス・サティバ・リンネ)(その種子及び成熟した茎を除く。)及びその製品(大麻草としての形状を有しないものを除く。)をいうものとすること。」と「大麻草の栽培の規制に関する法律」で定義されています。

3 テトラヒドロカンナビノール(THC)とカンナビジオール(CBD)

 大麻草に含まれる主なカンナビノイド成分としてテトラヒドロカンナビノール(THC)やカンナビジオール(CBD)が存在しています。

 大麻の有害作用を引き起こす主な成分はTHCであり、身体や精神にさまざまな悪影響を及ぼします。そのため、「麻薬及び向精神薬取締法」における麻薬の一つとして規制されています。

 CBD はTHC のような中枢神経作用がないとされており、欧米を中心に、リラックス効果などをうたう食品やサプリメントの領域で近年急速に市場が拡大して、日本でも販売されています。なお、CBD等大麻草由来製品に微量に残留するTHCについては、「濫用による保健衛生上の危害が発生しない量(残留限度値)」が設けられ、規制されています。

テトラヒドロカンナビノールとカンナビジオールについて

大麻などの薬物に誘われてしまったら

 はっきり、きっぱりと断ることが効果的です。もし、言葉で断るのが難しければ、すぐにその場を離れる、逃げることが大切です。また、1人で悩まずに周りの人や専門の相談窓口に相談してください。

相談窓口

  • 川崎市健康福祉局保健医療政策部医事・薬事課
    電話 044-200-2460
  • 神奈川県薬務課
    電話 045-210-4972
  • 川崎区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
    電話 044-201-3215
  • 幸区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
    電話 044-556-6654
  • 中原区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
    電話 044-744-3382
  • 高津区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
    電話 044-861-3325
  • 宮前区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
    電話 044-856-3304
  • 多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
    電話 044-935-3302
  • 麻生区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)高齢・障害課
    電話 044-965-5159
  • 神奈川県警察本部広報県民課
    電話 045-664-9110
    神奈川県警察相談窓口総合案内外部リンク
  • 最寄の警察署
    警察署一覧外部リンク

関連情報

お問い合わせ先

川崎市健康福祉局保健医療政策部医事・薬事課薬物・血液対策担当

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2460

ファクス: 044-200-3934

メールアドレス: 40iziyak@city.kawasaki.jp

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