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都市緑地の伐採と伐採木の残置について

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苦情申立ての概要

 私の家の屋根に、市営の都市緑地(以下「本件緑地」といいます。)の樹木の枝が掛かり、屋根の致命的な損傷に繋がるだけでなく、雨樋に葉が詰まるため、区役所道路公園センターに伐採等の適切な管理をお願いしてきました。

 しかし、予算の関係上との理由から、なかなか着手されない状態が続きましたが、昨年(令和6年)大掛かりな伐採が行われました。

 しかしながら、伐採をした樹木等が放置されており、小動物、虫の発生にとどまらず、冬場は乾燥しており、往来者のタバコのポイ捨てによる引火が心配です。

市民オンブズマンの判断

 市によれば、区役所道路公園センターは350箇所を超える非常に多くの公園緑地を維持管理しており、また年間1500件を超える陳情が寄せられています。それらの要望に対し、限られた予算と人員の中で、倒木や落枝など市民の生命・財産に危険を及ぼす恐れのある樹木の伐採や剪定、越境木など民地や隣地に影響を及ぼす恐れのある樹木など危険性や緊急性が高いものを優先して対応しています。

 また、伐採した木材(以下「伐木材」といいます。)の搬出についても伐採・剪定作業と同程度の費用を要することから、緊急性などを鑑みて判断し対応しています。なお、本件緑地については、立地的に搬出に重機などを使用できる場所ではなく、また、本件緑地内に残置できる平坦な場所があったとの理由により残置したとのことです。

 市民オンブズマンとしては、市の対応について予算的制限や現地状況を踏まえた合理的な判断・対応であり不備はないと判断します。そうした中でも市は本件に関して、令和6年度の7月及び1月に大規模な伐採剪定作業を実施し、越境について対応したと説明しています。ただし、今後については作業予定が確定した時点で市民に周知するなどは行ってほしいと考えます。

 また、市民オンブズマンは、本件緑地の現地調査を行いましたが、当日はタバコのポイ捨ては確認できませんでした。もっとも1回の調査で全てを判断することはできないことから、本件緑地における火災発生の危険性については判断を留保するものの、今後は伐木材を現地に残置するかを判断する際にはこのような点も判断材料として考慮してほしいと思います。

お問い合わせ先

川崎市市民オンブズマン事務局

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3691

ファクス: 044-245-8281

メールアドレス: 75sioz@city.kawasaki.jp

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