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菅生周辺の地域コミュニティ

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菅生周辺の地域コミュニティ

下菅生村字蔵敷の鎮守社が、天福元年(1233年)に創建されました。

菅生村は、蔵敷、長沢、初山、稗原、犬蔵の部落からなり、明治43年には、各部落の鎮守様を合併し、菅生神社と改めました。

この菅生神社周辺の地域コミュニティ、菅生分館周辺の自治会・町内会を、シリーズでご紹介します。

祭りを通して一体となった菅生

 昭和30年代に始まった高度経済成長は、山間の静かな菅生の地にも宅地開発の波となって押し寄せ、団地が続々と誕生し、此の地で新旧住民が共に暮らすこととなった。当初は中々良好な関係が築けず、菅生神社の祭礼は旧地元民によって執り行われていた。

 しかし、昭和50年代後半を境に、子供を介した交流や菅生青年同志会などの諸活動が距離を縮めてきたのか、時とともに、新旧住民や各自治会の間にも祭りを通して地域を盛り上げていこうとする機運が高まり、祭りへの参加・協力する人達が増えてきた。

 そして近年の菅生神社の祭礼は、実行役員を中心に新旧住民が一体となって挙行、かつ、各自治会や諸団体が積極的に参加・協力・応援して盛大なものとなった。多くの老若男女が参加する地域一体の、まさに菅生全体の祭り、菅生の最大のイベントとなった。

 この地域の主要な伝統行事である菅生神社の祭礼が、菅生住民の一体感を育み、自治会活動の活性化への一翼を担ってきたと言っても過言ではあるまい。

文 宮前の歴史を学ぶ会

<菅生分館だより 2023年2月号(No.175)>

歴史と新しさが つながる「蔵敷自治会」

蔵敷自治会の形を表示している。菅生神社と菅生分館の大体の位置が描かれている

 シリーズ2回目は、蔵敷自治会の紹介です。
 昭和29年に設立した自治会で、前号で紹介した菅生神社や菅生分館がある地域の自治会です。

 蔵敷自治会は、会員世帯数800世帯弱の自治会です。構成世帯の特徴としては、以前は、代々この地域にお住いの方々が多数を占めていたのですが、近年この地に引っ越ししていらした世帯がかなり増えてきました。そのため、子育て世帯から高齢者の方々まで幅広い年代の世帯構成です。

 自治会内には、今年50周年を迎える蔵敷昭和会さんや菅生神社の例大祭に関わる団体などがあり、この地域には、地域の活動を支えている団体が、数多くあります。こうした団体に所属している方々がたくさんいらっしゃるのも特徴と言えるでしょう。

 一昨年から子ども食堂さんに、自治会館をお貸ししています。地域の活動に関わっている方が多いからか、この子ども食堂さんの活動を、自分たちの仲間のように温かく受け入れる方も多く、自治会としても後援することになりました。何十年もの歴史ある地域活動と新しい地域活動がつながっていることを感じます。

 令和5年度には、蔵敷自治会では、ホームページを開設いたします。これにより、回覧板と掲示板、ホームページでさまざまな年代の方への細やかな対応を目指します。

文 蔵敷自治会

<菅生分館だより 2023年4月号(No.176)>

まちが元気。人が元気 「長沢自治会」

長沢自治会の形を表示している。聖マリアンナ医科大学と菅生分館の大体の位置が描かれている。

 シリーズ3回目は、長沢自治会です。
 菅生の北側にあり、多摩区とも隣接している地域の自治会です。

 長沢自治会は昭和31年戸数17で発足、現在、(会員世帯)約800戸を数える。

 町は北に長沢浄水場と川崎ゴルフ場の丘陵を背負い、平瀬川支流に開けた田園地帯で、中央を南北に横浜生田線(県道)が走っている。

 地域内には、聖マリアンナ医科大学が昭和46年開設(病院は49年)され、バス交通は四通八達、バス交通のハブとなっている。

 天正元年(1573年)創建の秋月院、参道入口の長沢六地蔵の1つの「いぼとり地蔵」や長沢自治会館敷地内の大山講の石灯籠など長沢の歴史を物語る石塔なども多い。

 納涼盆踊り大会。菅生神社例大祭。どんど焼きが大きな事業で、住民がお互いに助け合ってまちづくりを展開している。子ども会活動も積極的に行っている。元気のある自治会である。

長沢自治会ホームページ外部リンク

文 長沢自治会

<菅生分館だより 2023年5月号(No.177)>

盆踊りで住民の心を一つに「蔵敷団地親和会」

蔵敷団地親和会の形を表示。菅生分館の位置も表している。

 シリーズ4回目は、蔵敷団地親和会です。
 菅生分館の南側にある自治会です。

 蔵敷団地親和会は、犬蔵地区、菅生地区にまたがった閑静な住宅地にあり、世帯数900の自治会です。

 蔵敷団地親和会は、昭和39年8月1日に会員数200世帯で発足しました。設立当時は、道路のほとんどが私道で、雨が降ると泥々の道となりました。この問題を解決するには、道路を市に移管し、舗装してもらうほかなく、農道の払い下げや宅地との境界を画定するための測量をするなどで20年の歳月を費やすことになり、そのためには住民の力の結束が必要でした。

 町会が発足してから半世紀以上がたち、住民の自治活動への意欲が低下し、活動が鈍ってきています。そんな中、コロナ禍で開催できなかった盆踊りを成功させようと、子どもたちは子ども太鼓の練習を、大人たちは盆踊りの練習を頑張っています。地域住民が力を合わせて盆踊りを成功させることにより、住民同士、心を一つに結束していこうと努力しているところです。

文 蔵敷団地親和会

<菅生分館だより 2023年7月号(No.178)>

令和4年、創立50周年「菅生台自治会」

菅生台自治会の形を表示。菅生分館の位置も表している。

 シリーズ5回目は、菅生台自治会です。
 菅生分館の西側にある自治会です。

 菅生地域では、蔵敷団地、稗原団地に続き、その脇に在った小高い山林地帯が宅地開発されました。昭和46年に、「菅生台住宅地」として、374区画が誕生、発売されました。

 菅生台自治会は昭和48年5月28日に会員数90世帯にてスタート、 爾来、「安全、安心、暮らし易い街づくり」をモットーに、自治会規約をベースに、それぞれ活動を継続し、現在、自治会員数は401世帯です。

 菅生台自治会では、毎年、地域コミュニテイの活性化を目標に「夏まつり」「秋祭り」を恒例行事として実施していましたが、令和2年より新型コロナウイルス感染防止のため中止しておりました。近年、少しずつ日常を取り戻し、「秋祭り」は、昨年、菅生神社秋祭例大祭にて、町内巡行(神輿と山車)に参加し、「夏まつり」は、本年4年ぶりに実施し、地域交流を楽しむことができました。

 令和4年5月28日に、「創立50周年」に入りました。記念誌を作成し、祝賀会を行い、地域の行政、学校、自治会、各種団体のリーダー、多数ご参加いただき、にぎやかに祝うことができました。 

小学校体育館のステージでスライド発表を皆さんで見ている様子

50周年祝賀会の様子

 また、令和5年4月の総会では、新しい会長、副会長が誕生しました。若返った新会長を中心にした役員会と理事会を毎月1回行い、 自治会の現状並びに課題について、更に今後の対応について検討しています。

文 菅生台自治会

<菅生分館だより 2023年9月号(No.179)>

顔が見える、安心感。 「稗原団地自治会」

稗原団地自治会の形を表示

前回の菅生台自治会の西隣にある自治会です。

 稗原団地は昭和38年から丘陵地を宅地造成して開設され、昭和42年に稗原団地自治会が発足しました。総世帯数は現在約460世帯と、自治会としては比較的小規模であるため、住民同士お互いの顔が見え、安心感のあるまちという印象があります。自治会活動に対しても協力的なご家庭が多く、夏祭り、菅生神社例大祭、防災訓練などの大きな行事の際は、役員だけでなくたくさんの有志の方々が運営を支えてくださっています。

 コロナ禍で途絶えていた夏祭りが今年久しぶりに復活し、懐かしい顔ぶれに交じって若い世代の方々も多く集まり、一緒に活動している様子は微笑ましく感じました。

 隣近所で話のできる関係性があるということは、防災や防犯の側面からもとても重要です。これからも、人と人とのつながりを大切に、自治会活動を行っていきたいと思います。

稗原団地自治会のホームページ外部リンク

文 稗原団地自治会

<菅生分館だより 2023年11月号(No.180)>

シリーズ最終回は、菅生分館から 地域の方へのメッセージです。

 皆さんは宮前区のどんな所がお好きですか。自然が豊かな所が好きという方が多いのではないでしょうか。私も宮前区の豊かな自然や、のどかな風景が好きで、日々癒されています。 

 ですが、さらに、どうせ住むのなら、他者との関わりが無く、自分一人で何もかも解決しなければならない地域ではなく、困ったことや知らないことがあれば、誰かと気軽に相談し合えたり、災害時には隣近所で協力し合えたり、有益なイベントが近所でたくさん開催されていたり、子どもたちがいきいきと笑顔で遊んでいたり、 高齢者の方が仲良く元気に健康体操をしているような、明るく幸せを感じられる宮前区に住みたいと思いませんか。

 これらは、お金で買うのではなく、地域の人の力、住んでいる人たちの連携や協力でつくり上げていけるものです。地域の人たちの力で、住んでいる地域の価値を高めていく… そんな活動が盛んになってきたら、ますます宮前区を好きな方が増えそうです。また、そんな町になるよう、「何か少しでも地域の事を手伝いたい」と考えている人材がたくさん埋もれていそうなのが、宮前区だとも感じています。

  菅生分館では、そういった人同士をつなぎ、活動を応援して、地域の魅力を高めるための拠点になりたいと思っています。 何かイベントを開催したいな…、何かを学びたいな…、地域の人と一緒に何かしてみたいな…と思ったら、まずはお気軽に菅生分館の職員に声をかけてみてください。お待ちしています。

菅生分館の玄関の上部の写真。照明に照らされた看板が見える。

菅生分館は、新しくなった、この看板が目印

文 菅生分館長

<菅生分館だより 2024年1月号(No.181)>

お問い合わせ先

川崎市宮前市民館菅生分館
電話:044-977-4781
ファクス:044-976-3450
メールアドレス:88sugasi@city.kawasaki.jp
住所:〒216-0015川崎市宮前区菅生5丁目4番11号

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