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令和6年度「たまなび(大学生の地域参加促進事業)」を実施しました!

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たまなびとは

多摩区にゆかりのある3大学(専修・明治・日本女子)の学生(大学生・院生)が参加し、「多摩区を知り・学び・実践する」プログラムです。

多摩区にゆかりのある3大学の関係についてはこちらをご覧ください。

前回のたまなびの取り組みについてはこちらをご覧ください。

多摩区にゆかりのある3大学の過去の取り組みについてはこちらをご覧ください。

過去のたまなびの様子

過去のたまなびの様子(令和5年度「冬まつり」への出店)

令和6年度「たまなび」について

概要

今回は、「多摩区の食を楽しもう」をテーマに、多摩区の農地を知り、多摩区の農産物を使用した料理を考え、実際に調理した料理を地域の方々にふるまいました。

活動期間:令和6年9月24日(火)~12月17日(火)

参加人数:12人

第1回 オリエンテーション(9月24日)

 参加大学生同士の顔合わせを行い、事業の目的や内容の確認を行いました。

 また、事務局から多摩区の「食」「農」についての情報提供を行ったあと、「つくるチーム(料理担当)」と「めぐるチーム(企画担当)」にチーム分けを行いました。

オリエンテーションでの発表

オリエンテーションの様子1

オリエンテーションでの発表

オリエンテーションの様子2

第2回 多摩区の農地を知ろう(9月29日)

 かわさき・食と農のコミュニティ代表の清水まゆみ氏をゲストに迎え、JR南武線稲田堤駅から徒歩10分程度の場所にある高橋農園の視察を行い、多摩区の伝統野菜であるのらぼう菜の紹介をしていただき、栽培状況の見学等を行いました。

 その後、休憩を挟み、ミライノバ街中空き地を見学し、その場でワークショップを実施しました。

農園見学

農園見学の様子

ミライノバ

ミライノバでのワークショップの様子

第3回 レシピを考えよう(10月22日)

 第3回は「つくるチーム」を中心に、フランス料理店ディアログ・オーナーシェフの好井祐輔氏をゲストに迎え、多摩区の野菜等を使ったレシピの検討を実施しました。

 シェフの指導のもと、多摩区の野菜を活用し、少し特別感のある料理として、ミートローフを試作しました。

料理の試作

料理の試作の様子

ミートローフの試作

ミートローフを試作中

第4回 イベントを考えよう(11月5日)

 再び好井氏を迎え、大きさや提供量などの調整を行うと共に、大学生側から提案のあった和梨のコンポートを添えたスイートポテトづくりも行いました。

 並行して、「めぐるチーム」はイベントの企画や広報等について検討し、販売ではなく、料理を振る舞いながら、多摩区の野菜や、農についての紹介などを行うことになりました。

 実施場所は、登戸2号線沿いにある「SUGAR TIME COFFEE」の敷地をお借りすることになりました。

ミートローフの試作

ミートローフの試作中

スイートポテト 和梨のコンポート添えも試作

スイートポテト(和梨のコンポート添え)も試作しました

第5回 お店を開店しよう(12月7日)

 事前に購入しておいた多摩区の野菜や材料を使って、前半は料理室で約100人分のミートローフ及びスイートポテトを調理しました。

 午後は、調理と並行して現地の設営を行い、14時から2時間、地域の方に料理を振る舞う企画を実施しました。

 料理の提供担当、地域の方との交流担当、チラシの配布担当などに分かれ、イベントを進めていきました。ミートローフは、さつまいも入り、ブロッコリー入りの2種を用意して、好きな方を選んでもらい、スイートポテトをつけて提供しました。2時間で100食を配り切り、用意したレシピリーフレットを渡しながら、地域の方々との交流を続けました。

 また、登戸区画整理事務所への道路占用許可申請、及び警察署への道路使用許可申請を行い、登戸2号線、SUGAR TIME COFFEE前の歩行空間に組み立て式屋台を2つ並べ、イベントへの誘導や賑やかしを兼ねた交流空間を生み出しました。

第6回 振り返ろう(12月17日)

 約2ヶ月半のプログラムの振り返り会を開催しました。写真で一連のプログラムを振り返った後、全体で「たまなびの感想は?」「たまなびを通じてできたことって?」「今後にどのようにつなげたい?」といった投げかけから意見交換を進めました。

振り返り会

振り返りの様子

参加した大学生の声

・普段話をしない他大学で学年も違う人たちと会話をすることができていい時間だった。他者との意見交換は自分にない視点を得ることができとてもためになった。

・他学生の学生さんと「食」というテーマで話し合うことができてとても新鮮でした。同じテーマでも食べる・作る・体験する・紹介するなどいろいろな視点がありとても楽しかったです。

・料理づくりに興味を持って参加したのですが、同じような人もいたり、多摩を知りたいと思ってきた人などいろいろな人がいて話をしていてとても楽しかったです。

・最初のお話であった「周りと違う時間を過ごす」という言葉がすごくひびいて、何かをやりたい、始めたいと思う時はみんなも感じ取ることができる気づきを見つけるのではなく、自分だけの気づきや感じ方を大切にすることが必要と知りました。

・多摩区はのらぼう菜や梨が有名であることを初めて知った。普段区内を歩いていて農園に出会った記憶はないので今回を機に見ていきたいと思った。

・学生達で主体的にイベントを作り、イベントを成功させることができて良かったです。食に関連してどんなことが出来そうかを話し合ってみたらいろいろな案が出てきたのでこれからを想像してワクワクしました。

・さまざまなメンバーの話を聞くことが出来て良かった。多摩区、登戸遊園を日常的に利用しない人もいたので、まずは自分たちに需要のあるコンテンツにしていきたい。

・地域についての特産物や取り組みについて細かく知れた。メンバーの方との交流も出来ていい時間でした。

・多摩地区の新たな魅力や野菜について知ることができ、これからそこを深めていくことが楽しみになりました。

報告書

令和6年度「たまなび」の詳細については、報告書を御覧ください。

令和6年度大学生の地域参加促進事業 報告書