ヒートアイランド対策について

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2017年9月15日

ヒートアイランド現象とは

 ヒートアイランド現象とは、都市の中心部の気温が郊外に比べて島状に高くなる現象であり、近年都市に特有の環境問題として注目を集めています。

 日本では、気象庁によると、都市化の影響が少ないと考えられる地点の平均では、年平均気温が100年あたり約1.5℃の割合で上昇しているのに対し、主要な大都市では年平均気温が約2~3℃の割合で上昇しており(統計期間:1931~2010年)、大都市では、地球温暖化の傾向に都市化の影響が加わり、気温の上昇は顕著になっているといえます。

 高温化の傾向として、夏季においては大都市部を中心として(1)気温が30℃を超える状況の長時間化と範囲の拡大、(2)夜間の最低気温の上昇による熱帯夜の出現日数の増加が見られています。また、冬季においては、大都市部を中心として気温の上昇が顕著であり、冬日の年間日数の減少が見られています。

 ヒートアイランド現象の原因としては、(1)空調システム、電気機器、燃焼機器、自動車などの人間活動より排出される人工排熱の増加、(2)郊外における水田や都市において暑熱環境を改善してきた緑地、水面の減少と建築物・舗装面の増大による地表面の人工化、(3)密集した建築物により、風通しが阻害され、天空率が低下する都市形態の高密度化が挙げられます。

(「ヒートアイランド対策大綱」より抜粋)

気候変動適応策としてのヒートアイランド対策

  川崎市では、温暖化対策に向けた取組を定めた「川崎市地球温暖化対策推進計画」において、ヒートアイランド対策の推進を掲げており、「緑・水の確保」、「排熱の抑制」及び「地表面被覆の改善」に取り組んでいます。

 さらに、昨今は、国内外において、温室効果ガスの排出抑制等を行う「緩和策」だけではなく、すでに現れている影響や中長期的に避けられない影響に対する「適応策」の取組が求められていることから、本市の特性を考慮した気候変動適応策を効果的かつ総合的に推進するため、平成28年6月に「川崎市気候変動適応策基本方針」を策定しました。ヒートアイランド対策を含む暑熱対策は、「川崎市気候変動適応策基本方針」において、本市が取り組む重要項目として位置付けられています。

 本市の気温については、既に上昇しており、今後さらに上昇することが見込まれます。将来、ヒートアイランド現象に、気候変動による気温上昇が重なることから、暑熱対策に向けた取組は、「都市部における気温上昇」への適応としてより一層重要になるものと考えられます。

九都県市での取組

 九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)では、ヒートアイランド対策に向けた取組を推進しています。

 その一環として、日本の伝統的な文化であり手軽な暑さ対策でもある「打ち水」や、省エネなどにより地球温暖化の防止やヒートアイランド現象の緩和につながる「クールシェア」の取組を推進しています。

 平成29年度は、クールシェアの普及啓発を目的として、クールシェアの推進に御協力いただける賛同事業者を募集しています。

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お問い合わせ先

川崎市 環境局地球環境推進室

〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話:044-200-2405

ファクス:044-200-3921

メールアドレス:30tisui@city.kawasaki.jp