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政策課題15年度国内A

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「スポーツとまちづくり」~市民とまちへの誇りと愛着、連帯感を育むスポーツ文化の振興に向けて~

研究の目的

 平成15年3月に、総合企画局を中心にまとめられた「スポーツを大切にするまちづくり~庁内検討委員会」の報告書では、「みるスポーツ」の社会的役割に注目し、本市における「プロスポーツチーム/川崎フロンターレ」の活躍が、競技力の向上、スポーツ振興をすすめるだけではなく、地域コミュニティの活性化などの「まちづくり」に対しても効果を持つことが提言としてまとめられています。
 そこで、この報告書を受け継ぎ、自治体がスポーツ支援を進めることの意義をふまえたうえで、川崎フロンターレのみならず、本市に数多く存在するトップチーム・トップアスリートを活用し、どのようにスポーツ文化をまちづくりに結び付けていくかを研究の目的と位置づけました。

研究の内容

 本研究においては、スポーツを「みる」「する」「ささえる」の3つの視点からとらえ、その中で「みる」スポーツを中心に研究を進めていきました。
 本市において、「みる」スポーツの中心的位置づけにあるのが「川崎フロンターレ」であるが、それ以外にも数多くのトップチーム・トップアスリートが存在しています。しかしながら、これまでは、これらの豊富なスポーツ資源をまちづくりに活用するという考え方がなく、それぞれ企業スポーツや学校スポーツとしてとらえられることが多くみられました。
 そこで、わたしたち研究チームにおいては、スポーツの持つ社会的効果を積極的に評価し、副題にも示されているように、どのようにしたら市民が「スポーツ」をとおして、まちへの誇りと愛着、連帯感を生み出すことができるようになるかということを考えていきました。
 また、本研究においては、Jリーグが掲げている「ホームタウン」の考えをサッカー以外のスポーツにも広げて、あらゆるスポーツが地域との密接な関係の中で支えられていくものとして「ホームタウンスポーツ」という概念を提唱し、これらの考えに基づいて、スポーツ資源を積極的にまちづくりに活用するための仕組みづくりなどについての提案を行っています。
 なお、研究を進めるにあたっては本市のスポーツ行政の実情をふまえた上で、千葉県柏市の先進事例、学識者による専門的助言、その他各スポーツクラブ関係者などのヒアリング調査等を大いに参考にさせていただきました。

提言「スポーツを大切にするまち川崎」

 本市の今後のスポーツ行政を見据え、「スポーツを大切にするまち川崎」を推進するため「ホームタウンスポーツ」のあり方、それを進めるための仕組みづくり等の提案を行っています。
 市民・企業・行政が協働して「スポーツのまち川崎」の推進に努め、広く全国に向けて「川崎」の名を発信することが本研究の最大のテーマであり、その考えに基づき提言を行いました。

  1. 「トップチーム・トップアスリートを活かしたまちづくり」
     本市唯一のプロスポーツチーム「川崎フロンターレ」に対する支援方策を、行政の視点からまとめています。
  2. スポーツ施設、スポーツ空間を活かしたまちづくり
     「既存の豊富なスポーツ資源を活かしたまちづくり」として、スポーツ資源の集中する中原区における魅力ある区づくり推進事業と結び付けた施策展開を提案しています。
  3. 「ホームタウンスポーツ推進に向けた新たな仕組みづくり」
     (仮称)川崎ホームタウンスポーツ推進協議会の設置とその役割について提案しています。

お問い合わせ先

川崎市 総務企画局都市政策部広域行政・地方分権担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-0386
ファックス:044-200-3798
メールアドレス:17tihobu@city.kawasaki.jp

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