(3)「安心快適都市」づくり
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防犯、防災対策の強化や、救急医療体制の充実など、市民の日々の暮らしにおける安心の確保に取り組むとともに、駅周辺におけるバリアフリー化や自転車の利用環境の整備など、安全でより快適な地域交通環境の充実を図ってまいります。
はじめに、防犯対策については防犯灯のLED化を推進するとともに、「川崎市暴力団排除条例」を施行し、これに基づく取組を進めるなど、市民が安全で安心して暮らすことができる社会の実現に取り組んでまいります。
治水・雨水対策については、五反田川放水路や大師河原貯留管の整備を推進するとともに、矢上川の改修工事を行い、宮前平駅周辺の冠水対策を進めてまいります。
また、良質な水の安定供給と良好な下水道環境の確保を図るとともに、施設の老朽化対策などに取り組んでまいります。
「(仮称)麻生消防署栗木出張所」については、平成25年1月の完成をめざした整備を進めるなど、迅速かつ適切な消防救急体制の強化を図ります。
こうした取組に加え、平成25年1月の開設に向け、「健康安全研究所」の整備を進め、感染症対策や食の安全確保を図るなど、公衆衛生・予防医学に係る取組とともに、健康危機管理体制の強化を進めてまいります。
救急医療体制づくりの推進については、真に救急搬送が必要な傷病者に迅速なサービスが提供できるよう、救急隊の増隊とあわせ、救急車の適正利用を促進するとともに、救急隊と医療機関の間の情報適正化のしくみである「川崎スタンダード」について、運用成果を検証しながら、さらなる搬送時間の短縮に取り組んでまいります。また、中部小児急病センターの検討を踏まえた基本方針の策定を進めるとともに、重症患者救急対応病院の開設を進めるなど、救急医療体制の強化を図ってまいります。
また、平成24年夏ごろには、民間医療法人による「新百合ヶ丘総合病院」が開設され、北部医療圏における、産科・小児科・救急医療などの機能の整備、拡充が図られるとともに、南部医療圏では、井田病院新病棟が平成24年5月に一部開院となりますので、全面開院に向け、引き続き、再編整備を進めてまいります。あわせて、譲渡が予定されている川崎社会保険病院については、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構に対して、医療機能の継続を要望するなど、地域保健医療の充実・確保に取り組んでまいります。
身近な地域交通環境の整備については、駅周辺のバリアフリー化を推進するとともに、稲田堤駅の橋上駅舎化など、南武線駅アクセス向上に取り組み、駅周辺や駅利用者の利便性向上を図ってまいります。また、地域の特性やニーズを踏まえ、地元住民が主体となったコミュニティ交通の導入の支援を継続するとともに、宮前区においては、地域交通環境の課題への対応について検討を進めてまいります。
自転車対策については、京急川崎駅本町地内や、溝口駅南口での駐輪場整備に加え、周辺環境等に応じた駐輪場の料金体系の導入により、適正利用の促進に取り組むとともに、市役所通りの通行環境整備に着手するなど、歩行者と自転車の安全な通行空間を確保してまいります。
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