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サンキューコールかわさき

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6-1-(1) 新たな観光の振興

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現状と課題

  • 近年、川崎駅周辺には、複数のシネマコンプレックスや大規模商業施設など、さまざまな集客施設が生まれて、若者や家族連れなどで賑わうようになってきました。また、2004年7月には、ミューザ川崎シンフォニーホールがオープンし、音楽を聴くために訪れる人も増えています。
  • 2009年をめざして、羽田空港の再拡張・国際化が予定されていることから、今後は、アジアからの来訪客を引きつけていくような取組が求められています。
  • また、川崎駅周辺・小杉駅周辺等の広域拠点地区では、再開発事業等の都市基盤整備が計画されています。こうした基盤整備の機会をとらえて、魅力ある集客拠点の形成を促進し、地域全体の活性化を図ることが必要です。
  • 本市の観光事業は、これまでイベント事業を中心に展開してきましたが、地域に根づいた観光を振興していくために、今後は、市民・民間主導の観光・集客事業の奨励や育成に力を入れ、観光・集客型産業を育成するとともに、多様な観光資源を創出し、都市イメージの向上を図っていくことが必要です。
  • 都市型観光の中心は、名所・旧跡めぐりから、体験・学習型へとシフトしており、本市の特色を活かした産業観光等の推進や市内に集積した映像資源の活用など、多様な観光事業の展開と効果的な情報発信が求められています。
  • 今後は、民間との協働による観光を推進し、総合的な観光振興に取り組む必要があります。
本市の観光イメージ(上位5位)

施策課題

現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。

(1)魅力ある集客拠点の形成

  • 川崎駅周辺には、音楽ホールや複合的な大型商業施設など、魅力ある集客施設の集積が進んでおり、今後も、川崎駅西口周辺の再開発事業の中で、多目的ホールやシネマコンプレックスなどの集客施設の整備が計画されています。
  • こうした機会をとらえて、川崎駅周辺の東西両地区の回遊性の向上を図り、映画・音楽などの集客施設を活用して、地域の活性化を図ります。
  • 川崎駅周辺の商店街や商業施設関連事業者などが参画して設立した川崎TMO(中心市街地活性化推進組織)が中心となって情報発信やイベントを実施し、川崎駅周辺の賑わいを創出し、魅力ある集客拠点の形成を図ります。
  • 開業から20周年を迎える川崎地下街については、リニューアルを支援し、集客の増加を図ります。
  • 武蔵小杉駅は、交通の結節点としての重要性が高まっており、駅周辺の再開発事業の進捗や、住宅、業務施設などの整備にあわせて、武蔵小杉周辺の商業機能の強化を図るなど、集客拠点としての機能を高めていきます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(2)観光・集客型産業の育成

  • 市民や民間企業、観光協会等のネットワークを活用して、市内の観光・集客情報を収集し、観光案内所やインターネットを通じて、効果的な情報発信を行うとともに、民間事業者と連携し、修学旅行などのグループ旅行の誘致を促進していきます。また、市主催のイベント事業の見直しを図りながら、民間の観光・集客型産業の育成を図り、市民ボランティアを育成して、市民・民間主導の観光推進への転換をめざします。
  • 市内には、日本初のガラス工芸総合教育機関が立地しており、多くのガラス工芸家を育成してきたことから、その集積を活かし、ガラス作品展の開催などを通して観光・集客型産業の一つとして育てていきます。
  • 市内の優れた産品を掘り起こして広く紹介するBuyかわさきキャンペーンを、継続的に展開していきます。商工会議所や出店事業者と連携した取組として定着させ、市内の名産、名店を推奨・発信することにより、本市のイメージアップと集客を図っていきます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(3)観光資源の創出・育成

  • 川崎の特性である多様な産業資源の立地を活かして、先端的な技術を有する市内企業の見学用施設や歴史的な産業施設を結ぶ産業観光ルートの開発を進めます。本市の地域資源を活かした、産業観光という新たな視点に基づく観光を市内に定着させるとともに、これを国内外に発信していきます。
  • 「音楽のまち・かわさき」を推進する中で、JR川崎駅西口に誕生したミューザ川崎シンフォニーホールの活用を図っていきます。ホールの存在を市の内外にアピールし、観光資源としての価値を高め、個性と魅力にあふれる文化芸術発信の拠点として、集客の増加を図っていきます。
  • かわさき市民祭りや麻生区の芸術のまち構想など、市民による地域文化の創造を支援し、地域の特性に応じた観光資源として大きく育てていくとともに、市民や民間が主催するイベント等の情報発信を行い、新たな観光・集客資源として育成していきます。
  • 富士見公園のあり方についての検討を踏まえながら、競輪場の施設整備を行うとともに、特別競輪を誘致するなど競輪・競馬事業の効率的な運営に努めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(4)映像資源の活用

  • 市内には多くの映像資源があるとともに、映像関連の施設も立地していることから、これらを地域の資源として活用し、映像文化に対する市民の関心を高めるとともに、映画・映像関連イベントを継続的に開催し、映画・映像のまちとしての地域イメージを形成していきます。
  • 市内でのロケや映像制作への協力、誘致を通じて、本市のPRを行い、都市イメージの向上を図ります。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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