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サンキューコールかわさき

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4-3-(2) 魅力ある公園緑地や水と親しむ空間の整備

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現状と課題

  • 等々力緑地や生田緑地などに代表される大規模な公園緑地は、本市の緑の骨格を形成する拠点施設であるとともに、防災機能や自然とのふれあい、スポーツ・レクリエーションの場としての機能を市民に提供するなど、生活にうるおいと安らぎをもたらす施設として、安全で快適な都市環境の形成のために重要な役割を担っています。
  • 一方、富士見公園は、本市で最も歴史のある総合公園ですが、公園施設の老朽化などに伴い、都市部の貴重なオアシスとしての機能が損なわれている状態であり、その機能回復が課題となっています。
  • 市民生活に憩いとうるおいをもたらす大規模公園緑地には、生田緑地の岡本太郎美術館や日本民家園、等々力緑地の陸上競技場などの集客施設や、桜並木、四季折々の変化を感じる樹林地など、市民が楽しめる施設が多数あります。今後は、こうした公園施設を観光資源として位置付け、より魅力ある公園緑地として多くの市民に愛されるよう効果的な維持管理と有効活用を図る必要があります。
  • 河川や水路などの緑と一体となった水辺空間は、良好な都市景観を形成し、憩いとやすらぎの場になるとともに、多様な生物の生息場所として貴重な空間であることから、水とふれあい親しむ機会の確保などが求められています。
本市における公園面積の割合(2004年3月31日現在)
生田緑地公園施設等の入場者数の推移

施策課題

現状と課題を踏まえ、以下の施策課題に取り組みます。

(1)地域特性を活かした特色ある公園緑地の整備

  • 市民が愛着と誇りを共有できるまちづくりを進めるため、地域特性を活かした風格と魅力あふれる公園づくりを進めます。
  • 富士見公園について、都市公園としての機能回復を図るため、2006年度にコミュニティガーデン(市民農園)の設置を図るなど、面積約3haの環境整備事業に取り組みます。また、その周辺市民利用施設との総合的・一体的な整備に向けて、富士見周辺地区整備基本計画を策定します。
  • 生田緑地については、2004年度に市民と協働で策定した生田緑地整備基本計画に基づき整備を推進します。また、計画区域にある向ケ丘遊園跡地について、ばら苑地区を中心に整備を推進するとともに、ばら苑地区以外については、花と緑の歴史を継承した良好なまちづくりと緑地の保全等に向けて地権者と協働で取り組みます。
  • 等々力緑地については、2004年度に市民と協働で策定した整備計画に基づき、中央グラウンドの整備を行うとともに、市内唯一のプロサッカーチームである川崎フロンターレのホームスタジアムである陸上競技場の改修や周辺の環境整備を行います。
  • 菅生緑地は、従来からの施設整備を推進するとともに、尻手黒川道路からのアプローチ改善と平瀬川の水源林保全を視野に入れながら、社会状況の変化等を踏まえて緑地の全体像の再検討を行います。
  • 緑ヶ丘霊園・早野聖地公園については、墓地の安定供給を図るとともに、緑地保全やレクリエーション機能をあわせ持つ墓園整備を推進します。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表
具体的な事業と事業目標 表

(2)特色ある公園緑地の管理と活用

  • 生田緑地に立地する岡本太郎美術館や日本民家園、ばら苑などは、本市の優良な観光資源であることから、地域の活性化策と連動して緑地内の公園施設を有機的に結びつける取組を推進します。
  • 等々力緑地は、野球場やテニスコート、とどろきアリーナ等のスポーツ施設が集約されていることから、市民のスポーツ・レクリエーションの場として管理と活用を推進します。
  • 等々力陸上競技場については、川崎フロンターレのホームスタジアムとして、維持管理の充実を図るとともに、ネーミングライツの導入に向けた検討を行います。
  • 夢見ヶ崎動物公園は、絶滅危惧種であるレムールの獣舎などがある市内唯一の動物公園であることから、今後においても、希少動物の繁殖等を図るとともに、動物とのふれあい度を高めるなどの環境教育・自然環境の場として、地域と一体となった取組を進めます。

具体的な事業と事業目標

具体的な事業と事業目標 表

(3)水と緑のネットワークづくり(再掲)

  • 水辺は私たちにとって、最も身近な生活の場であり、遊びの場であり、コミュニティの場であり、地域形成の軸となっていたことから、再び水辺を見つめ直し、地域形成の軸とするために、河川や水路に隣接する道路等の緑化を図り、水辺との一体的な空間を創出することで、水と緑のネットワークの形成に努めます。
  • 平瀬川支川の多自然型による川づくりや矢上川モデル事業の川とのふれあいの場づくりなどうるおいのある水辺空間の創出に努めます。
  • 水辺や公園内のビオトープなどは、貴重な生物の生息空間であることから、生物多様性保全の観点から、保全・創出に取り組みます。
  • 健全な水循環を回復し地下水保全を図るため、地下水涵養の施策と湧水地の整備を推進します。

具体的な事業と事業目標

(4)魅力ある緑地・親水空間の形成(再掲)

  • 川崎港においては、緑地などのオープンスペースの整備を図り、市民が集う魅力ある港づくりを推進します。
  • 2004年4月の東扇島西公園のオープンなどに伴い、市民や利用者が港を訪れる機会が増えていることから、港の環境を良好に保つための緑地維持に努めるとともに、さらなる市民利用の拡大に向けて取り組みます。
  • 臨港地区の魅力ある緑地空間の形成や、多摩川や東京湾などの親水空間のネットワーク形成について検討を進めます。

具体的な事業と事業目標

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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