平和意識の普及に向けた取組について
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平和意識の普及に向けた取組について
昭和20(1945)年8月6日午前8時15分、広島に人類史上初めて原子爆弾が投下されました。続く、8月9日午前11時2分、長崎で原子爆弾がさく裂しました。両市は一瞬にして廃墟と化し、合わせて21万人を超える多くの人々の尊い命が奪われました。
また、川崎市も、昭和20(1945)年4月15日の川崎大空襲をはじめ、何度も空襲を受け、市中心部と南武線沿いの工場が集中していた地域は、壊滅的な被害を受けました。
終戦から80年以上が経過し、戦争や被爆の体験を持つ方々は年々少なくなり、人々の記憶から戦争が消えつつあることも否めません。こうした今こそ、悲惨な戦争や被爆の歴史を次の世代に語り継ぎ、平和を守る決意の大切さを伝えていくことが必要です。川崎市では、平和意識の普及に向けて、主に次のような取組を行っています。
平和を語る市民のつどい
昭和57(1982)年に他の都道府県・政令指定都市に先駆けて、非核三原則の完全実施、核兵器の廃絶及び軍縮を世界に求めて行った「核兵器廃絶平和都市宣言」の理念に基づき、戦争体験を風化させず次の世代に継承していくとともに、平和な地域社会の実現に向けた意識の高揚を図るためのイベントを開催しています。
平和を語る市民のつどい 開催実績
「原爆の日」平和祈念黙とう
川崎市では、毎年8月6日、8月9日の広島と長崎に原爆が投下(さく裂)した時刻に、被爆の体験を風化させることなく、原爆死没者の冥福と核兵器廃絶並びに世界恒久平和を祈念するため、公共施設の館内放送で平和の鐘を鳴らすなど、黙とうを捧げるよう広く市民に呼びかけています。ご理解とご協力をよろしくお願いします。
お問い合わせ先
川崎市市民文化局人権・男女共同参画室
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2688
ファクス: 044-200-3914
メールアドレス: 25zinken@city.kawasaki.jp
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