労働団体活動リポート【第94回メーデー川崎地区大会を開催・第94回川崎メーデーを開催】（2023年6月号）

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　令和5年4月29日に第94回メーデー川崎地区大会は、4年ぶりに富士通スタジアム川崎にて開催されました。渡部実行委員長は、東田公園からのデモ行進ののち、式典において60団体、約 1,700名に向けて、「今年のメーデーは4年振りに屋外での開催となり、久しぶりに多くの仲間が結集できました。また青空の下、すがすがしいメーデーになったことを皆で喜び合いたいと思います。」とにこやかに語りました。また来賓の福田市長からは、「コロナ前から深刻である少子高齢化による人手不足のために私たちは働き方改革、生産性向上をやっていかなければいけないと思います。」と力強く挨拶しました。

　川崎メーデー実行委員会主催の「第94回川崎メーデー」は、中原平和公園であいの広場にて、約500名の組合員が集い開催されました。児玉実行委員長は、「今日この場に集まれたこと、そのことを皆さんと喜びたいと思います」と語りました。式典では団体の文化交流が行われ、プラカード作成のコンテストや、腹話術などの楽しいイベントもありました。最後にメーデー宣言の提案・採択がされ、武蔵小杉駅までのデモ行進が行われました。

　メーデーは英語で書くとMayDay。1886年5月1日にアメリカのシカゴで当時1日12時間から14時間の労働時間が当たり前だった労働環境の改善を求めて、労働者がストライキを起こして8時間労働の実現をしたことに由来します。