労働団体活動リポート【市内労働団体の総会が開催されました】（2024年1月号）

日本労働組合総連合会神奈川県連合会川崎地域連合の第33回定期総会が、令和5年11月22日にかわさき保育会館で開催されました。
主催者を代表して渡部議長から「間もなくコロナの発現から4年が経とうとしていますが、感染のリスクに晒されながらも働くすべての皆さまに敬意を表します。世界の武力紛争などサプライチェーンの混乱による物価高、我が国では、DX、GXの対応や、超少子高齢化に起こる労働人口の減少等、1産業1企業の枠組みを遥かに超える多くの課題が山積しています。労働組合としてこの課題を抽出して、あらゆるチャンネルを使って臨んでいかなければなりません。同じ労働者の仲間として連合が必ずそばにいる存在となるよう社会の共感を得られる運動を進めていきたいと思います。」と挨拶がありました。また、来賓として出席した川崎市・加藤副市長からは「社会経済活動もコロナ禍前の状況に戻りつつある中で、原材料、燃料をはじめとした物価高や、深刻な人手不足など、生活者や企業を取り巻く環境が厳しさを増していますが、市民や勤労者、企業などの切実な声を伺い、市民生活を守るための取組を進めてまいりたいと思います。市制100周年を迎える川崎市は、次の100年に向けて誰もが住み慣れた地域で心豊かに暮らせる、そうした持続可能な社会を作っていくために、これからも川崎地域連合の皆さまにお力添えをいただきますようお願い申し上げます。」と挨拶しました。