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新年にあたって 市長挨拶(2024年1月号)

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  • 更新日:

このページは、広報誌「かわさき労働情報」のインターネット版です。

川崎市長 福田紀彦

新年、あけましておめでとうございます。
皆様にとりまして、今年一年が明るい話題にあふれた良い年になりますようお祈りいたします。

昨年を振り返りますと、社会経済活動の正常化に伴い、さまざまな催しが数年ぶりに実施され、人とふれあうことの喜びを改めて実感した一年でした。一方で、世界情勢の激変による物価高騰が続いたため、市民や事業者の皆様への支援に取り組んでまいりました。

今年は、市制100周年という歴史的な節目を迎えます。これまでの歴史を振り返り、本市の発展に貢献いただいた先人の努力や功績に感謝をするとともに、この機会を新しい川崎を生み出していくためのスタートラインと捉え、全国都市緑化かわさきフェアをはじめとして、皆様との協働・共創により、市内各地で「多様で多彩なアクション」を生み出し、次の100年に向けた取組につなげてまいります。

比較的平均年齢が若い都市である本市でも、少子高齢化は喫緊の課題となっており、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築を進めるとともに、安心して子育てができるよう、多子世帯のきょうだいが同一園に入所できる機会や、保育料の減免を拡充するなど、「安心のふるさとづくり」に取り組んでまいります。

こうした取組を支える「力強い産業都市づくり」として、世界最先端の研究開発機関や企業が集積する臨海部では、大規模土地利用転換により、水素を軸としたカーボンニュートラルエネルギーの拠点形成に向け、取組を加速してまいります。
また、エネルギーの地産地消や市域への再生可能エネルギーの普及拡大に向け、「川崎未来エナジー株式会社」が事業を開始いたします。市民の皆様と一緒に、オール川崎で脱炭素社会の実現に向け挑戦してまいります。

昨年完成した本庁舎は、最新の免震構造を採用するなど高い耐震性能と業務継続性を確保しており、こうした機能を活用しながら防災対策をさらに進めてまいります。

複雑化・多様化する課題を、地域の実情を踏まえ迅速に解決していくためには、指定都市制度を改革し、大都市の権限や財源を拡充する必要がありますので、「特別市制度」の法制化に向けて取り組んでまいります。
引き続き、「成長」と「成熟」の調和する「最幸のまち かわさき」の実現に向けて取り組んでまいりますので、皆様の御協力をお願いいたします。


      川崎市長

お問い合わせ先

川崎市経済労働局労働雇用部

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3653

ファクス: 044-200-3598

メールアドレス: 28roudou@city.kawasaki.jp

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