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ペットの災害対策

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ペットの災害対策

地震等の災害に備え、皆さんは日頃からどのような対策をされていますか。

災害発生時には、人だけでなくペットも危険にさらされます。

自分のペットを守るだけでなく、周囲の迷惑にならないよう管理をするのは飼い主の責任です。

日頃から防災用品の準備やしつけ、迷子対策をしっかりと行い、災害に備えましょう。

災害発生時の川崎市の対応

災害時には、負傷動物の保護や治療、特定動物の逸走防止、被災動物の救護活動等の救護措置を、関係機関等の協力を受け、実施していきます。

「ペットの飼い主のための防災手帳」を配布しています

川崎市では、「ペットの飼い主のための防災手帳」を配布しています。

日常の備えや災害時の対応などに加えて、ペットのプロフィールを記載するページがあるので、ペットの手帳としても御利用いただけます。

ペットを含めた防災対策をご家庭で話していただくきっかけにしてください。

各区役所地域みまもり支援センター衛生課窓口にて無料でお配りしています。

衛生課の受付時間は平日の午前8時30分から正午まで、午後1時から5時までとなっています。

数に限りがありますので、在庫がない場合は御容赦ください。

区役所一覧を見る

ダウンロードも可能です

目次

  1. あなたと地域を守るペット防災
  2. ペットのプロフィール
  3. 日常の備え(1 防災は準備が要、2 安全な住環境の確保、3 しつけと管理、4 防災用品)
  4. 災害が起きたら
  5. 在宅避難
  6. 避難所への同行避難 

1 あなたと地域を守るペット防災

突然やってくる災害時にペットを守ってあげるためには、飼い主自身がケガなく、生き延びることが重要です。
そのためにも、安全な住環境の確保を意識した対策を行いましょう。

災害が起きてしまったら、まず身の安全を確保しましょう。
火事や建物の倒壊などがなく、自宅が安全な場合は、ペットとともに自宅に留まる「在宅避難」という選択が可能です。災害でペットも不安な中、住み慣れた自宅で飼い主と一緒に過ごせることは大きなメリットです。
一方で、避難が必要な場合は、迷わずペットと一緒に避難しましょう。避難先で、地域の方からの理解を得るためには、日頃からのしつけが大切です。


被災したからといって、 ペットをむやみに放さないでください。

災害時、ペットは事態を理解できずに、パニックに陥ります。
屋外をさまよった結果、二次災害にあったり、おびえて他の人を傷つけてしまうこともあるかもしれません。
大切な家族と生き別れにならないように、日頃から十分な準備をしておきましょう。

2 ペットのプロフィール

写真貼付欄
  • 家族とペットが一緒に写っている写真を貼りましょう。飼い主である事を証明するときに非常に役に立ちます。
  • ペットの外見や特徴がわかる写真を貼りましょう。ペットが迷子になったときに役立ちます。

プロフィール記入欄

  • 飼い主について(氏名・メールアドレス・住所・電話番号)
  • ペットについて(名前・種類・性別・不妊去勢手術の有無・毛色・毛の長さ・体重・鑑札番号またはマイクロチップ番号・生年月日・ノミ・ダニ予防歴・フィラリア予防歴・狂犬病予防接種歴・混合ワクチン接種歴・常備薬等・性格・しつけ・好きなこと・嫌いなこと・餌の回数・餌の種類・散歩の回数・散歩の時間・排泄)
  • かかりつけ動物病院(動物病院名・動物病院所在地・電話番号)

3 日常の備え

(1)防災は準備が要

 災害が起こった時にどう行動するか、何を準備しておけばいいか、家族で話し合っておくことが大切です。

例えば

  • 家族の集合(避難)場所を決める。
  • 連絡方法を決める。
  • 何を、どれだけ、どこに備蓄するかを決める。
  • 事前に歩いてみたうえで、避難経路を決める。
  • 誰が何を持ち出すか役割を決めておき、実際にペットと防災用品を持って、避難訓練を行う。
  • 遠方の親戚、知人の連絡先を家族で確認する。
  • 子供だけ、動物だけで留守番をしているときに、声を掛け合ったり様子を見てもらったりできるよう、普段からご近所の方たちとのコミュニケーションをとる。

(2)安全な住環境の確保

地震が起きると、家具などが転倒し、避難経路がふさがれ避難が遅れたり、下敷きになってケガをしたり、死にいたることもあります。また、窓ガラスなどの破損でガラスの破片を踏みケガをすることが考えられます。飼い主とペットのために生存空間の確保を図りましょう。

安全対策の例(寝室編)

  • 窓には飛散防止フィルムを貼っておく
  • カーテンは防炎仕様にする
  • テレビには転倒防止具を使用
  • ベッド脇には底の厚いスリッパなどを置いておく
  • タンスにはストッパー式器具やポール式器具を設置
  • いつでも自由に入れるように扉を開けた状態でケージを設置

安全対策の例(キッチン・ダイニング編)

  • 吊り下げ型の照明具は揺れ止めをしておく
  • 背の高い家具は転倒防止器具で固定する
  • ガラスには飛散防止フィルムを貼っておく
  • 懐中電灯、消火器等を手の届くところに置いておく
  • 積み重ね家具は上下を固定する
  • 転倒防止用シート等で圧着し、固定する
  • 冷蔵庫は転倒防止器具で固定する

屋外でペットを飼っている方

ブロック塀の倒壊や、ガラス・瓦の落下のほか、驚いたペットが柵を壊して逃げ出すことも考えられますので、ペットの安全を考えて、日頃から屋内で飼うことも災害への備えです。

屋外で飼う場合には、敷地が浸水してもペットが溺れない安全な場所で飼うよう、特に気をつけましょう。家族の外出時や夜間だけでも、玄関の中に動物を入れるという方法もあります。

(3)しつけと管理

ペットを連れて同行避難する場合や、ペットホテルなどに預けるとなった場合に、日頃からのしつけは特に重要です。

  1. 「待て」「伏せ」「ハウス」「おいで」などの基本的な号令に従うようしつけましょう。
    特に犬は、初めて会う動物や大勢の人に興奮しないよう飼い主がコントロールできると、周囲の理解を得やすくなります。 
  2.  避難所や預け先では、ペットはクレートやケージの中で過ごすことが多くなります。普段からクレートに嫌がらずに入るようにしておきましょう。
  3. 決められたトイレで排泄できるようにしましょう。室内のペットシーツや猫砂で排泄する習慣を身に付けさせておくと、散歩に行くことが難しい災害時には非常に役立ちます。日頃からのマナーとしても大切です。
    また、マナーおむつに慣れさせておくと、マーキングも防げて集団生活には効果的です。
  4. 生活環境が変わることでおびえて鳴いたり、攻撃的になることが考えられます。犬は、普段から無駄吠えをしないようにしつけましょう。
  5. はぐれてしまった場合に備えて、注射済票(犬)、迷子札やマイクロチップをペットに装着しておきましょう。連絡先を記入できる首輪などもあります。災害時は外れてしまうこともあるので、二重に対策をしておくと安心です。
    また、引っ越しの際などは、マイクロチップの情報や犬の登録情報の変更を必ず行いましょう。
  6. 日頃からペットの健康管理をしっかり行いましょう。
    避難生活では、ペットもストレスや疲れで体調を崩しやすくなります。感染症対策として普段から身体を清潔に保ち、必要な予防を行っておきましょう。(ノミ・ダニ予防、フィラリア予防、狂犬病予防注射(犬)、混合ワクチンなど)


「クレートトレーニング」とは・・・

ペットがクレートの中に入って静かにリラックスできるための訓練です。

  • クレートに入ったらほめておやつをあげるを繰り返しながら、徐々に扉を閉めて中で過ごさせます。
  • 扉を開けて出てきたら、またほめておやつをあげます。
  • おやつは好きなフードを少量ずつあげます。
  • クレートはハードタイプを使用します。
  • クレートは常に扉を開けた状態で自宅の安定した場所に置き、ペットにとって安心できる場所として記憶させます。
  • 安心できる場所として覚えると、災害時に自ら逃げ込むことができます。

(4)防災用品

ペットのための防災用品として、「命にかかわるもの」、「他のものでは代用できないもの」を準備しておく必要があります。

人のための防災グッズと一緒にしておくもの

  • 常備薬・処方薬:かかりつけの動物病院が被災し、診療を受けられなくなることも考えられます。特にペットの薬は手に入りにくいので、常備薬は多めに用意しておくとよいでしょう。(処方箋のコピーと一緒に薬袋にいれ、防水袋に入れましょう。)
  • ペット手帳(飼い主や動物の記録):ペットの既往歴や健康状態、飼い主の連絡先などを記録したものは、ペットをペットホテルや友人などに預けるときに役立ちます。この防災手帳で代用することもできます。
  • ペットの写真:迷子になったときに探す手がかりになります。また、飼い主であることの証明にも役立ちます。手帳に貼ったり携帯電話・スマートフォンに保存しておくといいでしょう。
  • 首輪や胴輪とリード(犬や猫なら):一緒に避難する際に必要です。迷子札つきや連絡先が明示された首輪を普段からつけておくとともに、予備のものも準備しておきましょう。犬にはリードも準備しましょう。

ペットの防災用品

  • 餌と水(最低5日分できれば2週間分):ドライフードなど長期保存が可能なもの。療法食(尿石症用、アレルギー用など)の場合は特に重要です。また、エキゾチックアニマル等の特殊なペットの餌は救援物資として手に入ることはほとんどないので多めに用意しておきましょう。
  • キャリーバッグ、クレート、折りたたみケージ:ペットを連れて避難する際に必要です。移動の際は小型のキャリーバッグを使い、避難先に着いてから広めのケージに移してあげるという方法もあります。猫の場合、洗濯ネットで覆ってあげるとクレート等に入れやすくなります。
  • 犬用の靴:リードをつけて犬が歩いて避難する場合に、ガラスの破片などで肉球を傷つけることを防ぐことができます。夏の散歩中のやけど対策としても、日頃から履きならしておくとよいでしょう。
  • ペットシーツ、猫砂、新聞紙:多めに備蓄しておくと、緊急時に、人用のトイレとして代用することもできます。
  • 食器:水の使用が制限される場合を考え、使い捨てのものがよいでしょう。
  • ポリ袋(複数サイズのもの):ゴミ袋や排泄物処理袋としてだけでなく、寒さ対策や食器代わりとして使うこともできます。
  • カイロ・クールマット・クールベスト等:停電により室温管理ができなくなると、ペットの命にかかわることもあります。電力がなくても使えるものを用意しておきましょう。

ゆとりがあれば・・・あると便利なもの

  • 毛布・バスタオル:防寒や清掃に使うことができます。 
  • 手入れ用品 :ペットを清潔に保つため、ブラシ、コーム、ドライシャンプー、消臭剤、 ウェットタオルなどを用意するとよいでしょう。 
  • おもちゃ:ペットを落ち着かせるのに使えます。
  • ビニールシート:風よけや雨よけになります。

避難のときに全て持ち出せるとは限りません。
いざというときにすぐに持って逃げる「1次防災バッグ」と、避難後に取りに戻る「2次防災バッグ」に分けて保管しておくのが効果的です。 

1次防災バッグ(食料や水は3日分を目安に)は室内の避難経路上に置いておきましょう。

2次防災バッグは外から入りやすく、壊れたり埋もれたりしない場所の数か所に分けて保管しておくといいでしょう。ガレージや物置なども利用できます。

4 災害が起きたら

まずは自分の身を守る行動をとりましょう。
揺れがおさまったら、次の行動に移りましょう。

  1. ドアがゆがんだりして避難できなくなることがあります。避難路の確保をしましょう。
  2. 可能な範囲で初期消火をしましょう。(火の勢いが強いときはその場から逃げましょう。)
  3. 通電火災を防ぐためブレーカーを切りましょう。
    (通電火災:地震による停電や転倒が原因で 機能が停止した電化製品が、ライフライン の復旧による通電で起動して発生する火災 のこと。)
  4. 在宅避難が可能かを改めて確認しましょう。
  • ハザードマップなどから、自宅周辺の災害リスクが少ないことを確認している。
  • 地震・風水害後に目視で確認する限り、亀裂や建物の倒壊、浸水のリスクなどがない。
  • 最低3日分の人の食料や水、携帯トイレなどの生活用品を備蓄している。(可能であれば7日間分、マンションなどの上層階にお住まいの方はより多めに備蓄しましょう)

5 在宅避難

在宅避難のメリット

  • 住み慣れた環境で過ごし、食べなれた食事を作りやすい。 
  • プライバシーや生活の自由を保ちやすい。 
  • ペットと一緒に過ごしやすい。 
  • 避難所の混雑や感染リスクを避けられる。

ローリングストック

人用もペット用も、普段の食品や飲料水を少し多めに買い置きしておき、賞味期限の短くなったものから消費しながら、使った分を買い足すことで、自宅に常に一定量の食品を備蓄しておくことができます。 

ペットフードは、支援が届くまでに時間を要するので、人用の食料よりさらに多めの日数分を備蓄しておくようにしましょう。特に療法食は、なかなか手に入らなくなります。

また、避難生活の初期3日程度は、ストレスから食事をしないペットが多く、食べなれていない食事だとなおさら食べてくれないことも少なくありません。嗜好性の高いおやつも準備しておくとよいでしょう。

停電でも使える灯りや電源の確保を

ペットは生活環境の変化に敏感なため、停電による暗闇の中、雷や余震により、さらにストレスを感じ混乱しやすくなります。 

灯りの確保のため、懐中電灯やランタンを複数用意しておきましょう。

ソーラーパネル対応のポータブル電源を準備しておくのもよいでしょう。

6 避難所への同行避難

川崎市では、原則すべての避難所で、ペットの同行避難が可能です。

ペットの同行避難とは

  • 被災時に、飼い主がペットとともに避難所などへ避難すること
  • 避難所内で飼い主がペットと同室で過ごすことではない

ただし、盲導犬・聴導犬・介助犬は同室での避難生活が可能です。受け入れへのご理解をお願いします。

避難所における基本的なペットの飼育ルール

(避難所ごとにさらに追加のルールがある場合があります)
  • 人の避難スペースにペットを連れて入ることはできません。避難所には、ペットが苦手な方やアレルギーのある方もいます。
  • ペットは決められた飼育スペースで、ケージなどに入れて管理します。どうしてもケージに入れられない大型犬などは頑丈なリードでつなぎます。
  • ペットは、飼い主が責任をもって毎日世話をします。
  • 飼育スペース周辺の清掃やゴミの廃棄などは飼い主同士で協力して行います。
  • ペットの存在が避難の妨げとならないように、ペットが原因となる苦情や事故が発生しないよう配慮します。 
  • 避難所を退所する際は、飼育スペースの清掃・消毒をします。

避難所ではペットのための備蓄は行っていません。
ケージを含め、ペットの飼育に必要な物品は、飼い主が準備し持参しましょう。

預け先の確保

在宅避難ができず、避難所での飼育も難しくなる事態に備えて、知人や親戚といった預け先も事前に探しておきましょう。
被害の少なかった遠方のペットホテルに預けるという方法も検討しておくとよいでしょう。
  • 危険動物、厳密な温度管理が必要な爬虫類や鳥、ケージ管理ができない動物などは避難所で受け入れることができません。飼い主が責任をもって、預け先を見つけましょう。 
  • 普段からペットを通して交流のある仲間がいると、困った時に助け合ったり、場合によってはペットを預け合ったりもできます。

「川崎市ぼうさいチャンネル」にて防災動画を公開しています

川崎市危機管理本部が配信する「川崎市ぼうさいチャンネル」にて「ペットの防災」に関する動画も公開しています。

ペットに関する災害対策ガイドライン